一次予防(がん予防)

生活習慣の改善

これまでの研究から、部位によって異なりますが、がんの原因にたばこや飲酒、食事などの日常の生活習慣がかかわるものだと分かっています。しかし、がん予防では、これさえ守れば絶対にがんにならないという方法はありません。他の様々な条件とのバランスを考えて、がんのリスクをできるだけ低く抑えていきましょう。
また、がん予防の情報は、日々さまざまな場所から発信されていますので、情報の質をよく見極め、科学的根拠に基づくがん予防法によることが重要です。

生活習慣の改善対策(和歌山県健康推進課健康対策班)

科学的根拠に基づくがん予防(がん情報サービス)(外部リンク)
 

日本人のためのがん予防法

現状において日本人に推奨できる科学的根拠に基づくがん予防法

  • 喫煙
    たばこは吸わない。他人のたばこの煙をできるだけ避ける。
  • 飲酒
    飲むなら、節度のある飲酒をする。
  • 食事
    食事は偏らずバランスよくとる。
    塩蔵食品、食塩の摂取は最小限にする。
    野菜や果物不足にならない。
    飲食物を熱い状態でとらない。
  • 身体活動
    日常生活を活動的に。
  • 体形
    適正な範囲に。
  • 感染
    肝炎ウイルス感染検査と適切な措置を。
    機会があればピロリ菌検査を。
     

(補足)

国立がん研究センターがん予防・検診研究センター研究班による

 

たばこ

たばこは、さまざまながんの原因の中で、予防可能な最大の原因です。
日本の研究では、がんの死亡のうち、男性で40%、特に肺がんにおいては、実に男性で70%は喫煙が原因だと考えられています。
たばこは吸う本人のみならず、周囲の人の健康も損ねます。受動喫煙でも肺がん(特に腺がんタイプ)や乳がんのリスクは高くなります。
その一本を我慢して、自身と周りの大切な方の命を守ってください。
 

たばこ対策(和歌山県健康推進課健康対策班)

たばことがん(国立がん研究センター がん情報サービス) (外部リンク)
 

感染

日本人のがんの原因として、女性で一番、男性でも二番目に多いのが「感染」です。
肝がん(肝炎ウイルス)、胃がん(ヘリコバクター・ピロリ菌)や子宮頸がん(HPV:ヒトパピローマウイルス)が知られています。
いずれの場合も、感染したら必ずがんになるわけではありません。
それぞれの感染の状況に応じた対応をとることで、がんを防ぐことにつながります。
県や市町村では肝炎ウイルス検査やピロリ菌検査などの助成を行っています。
 

肝がん(肝炎ウイルス)

胃がん(ヘリコバクター・ピロリ菌)

  • ピロリ菌検査
    ピロリ菌は、胃の粘膜にすみつく細菌で、胃潰瘍や胃がんなどの発生原因とされています。
    日本人のヘリコバクターピロリ菌の感染率は、中高年で高く、若年層では近年低下傾向にあります。
    ピロリ菌検査により、胃の健康度のめやすを知ることができます。
    県では、男女ともに40歳、45歳、50歳を対象としたピロリ菌検査を実施する市町村に対し補助を行い、胃がん予防対策に取り組んでいます。
     

    (注意1)

    ピロリ菌検査の実施の有無は、市町村によって異なります。詳しくは、市町村へお問い合わせください
    注意2)
    ピロリ菌検査で胃がんかどうかは分かりませんので、胃がん検診を受診する機会のある方は、必ず検診も併せて受けてください。

子宮頸がん(HPV:ヒトパピローマウイルス)

  • 子宮頸がん予防ワクチン積極的勧奨の差し控えについて
    平成25年度第2回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会において、子宮頸がん予防ワクチン接種後、ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な痛み等の副反応が見られたことから、厚生労働省は「積極的勧奨の差し控え」を決定しております。
    ただし、「定期接種の中止」ではなく、接種は継続されておりますので、接種を受けるにあたっては、その有効性と接種による副反応のリスクを十分に理解したうえで受けるようにしてください。

    子宮頸がんワクチン接種についてのお知らせ(厚生労働省)(外部リンク)
     

がん検診

上記のような生活習慣等に気をつけていたとしても、必ずしもがんになることを防げる訳ではありません。そこで重要なのが「がん検診」です。

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