たばこ対策

健康増進法が改正され、受動喫煙対策が強化されます

和歌山県の受動喫煙対策はこちら(外部リンク)。
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/041200/h_kenkou/tobacco/d00202747.html
 

厚生労働省Webサイト「なくそう!望まない受動喫煙。」(外部リンク)もご覧ください。

https://jyudokitsuen.mhlw.go.jp/

和歌山県のたばこ対策

さあ、あなたもたばこと健康について真剣に考えてみませんか。

喫煙と肺がんとの関係は古くから指摘されており,喫煙男性は非喫煙者に比べて肺がんによる死亡が4.5倍高くなっているほか、喫煙は喉頭がん、口腔・咽頭がん、食道がん、胃がん、膀胱がんなど多くのがんや、虚血性心疾患、脳血管疾患、歯周疾患など多くの疾患、低出生体重児や流・早産など妊娠に関連した異常の危険因子であると言われています。

喫煙者の多くは、たばこの害を十分に認識しないまま、未成年のうちに喫煙を開始していますが、未成年期に喫煙を開始した者では、成人後に喫煙を開始した者に比べて、これらの疾患の危険性はより大きく、肺がんでは20歳未満で喫煙を開始した場合の死亡率は,非喫煙者と比べて5.7倍にもなっています。

さらに、周囲の喫煙者のたばこ煙による受動喫煙も、喫煙習慣を持たない者にとって不快であるだけでなく、肺がんや虚血性心疾患、呼吸器疾患などの危険性も増大させています。たばこの煙は、我慢すべきものでありません。

たばこの煙に含まれている物質のうち,約200種類が有害物質であり、中でも、ニコチンは,心拍数の増加や血圧の上昇,末梢血管の収縮などの影響を与え、一酸化炭素は,酸素運搬機能を阻害します。

その他、たばこの煙には、40種類以上の発がん物質、発がん促進物質が含まれていると言われています。
このように、たばこは健康への大きなリスクとなりますが、依存性があることから、なかなか禁煙することが困難と言われてきましたが、最近では、ニコチンパッチなどの禁煙補助剤も利用することで、禁煙も身近になりました。
和歌山県では、病気を予防するという観点から、たばこ対策を健康増進の重点課題として取り組んでいます。

  1. 和歌山県たばこ対策指針の策定 「平成13年3月」
  2. 喫煙の健康影響についての知識の普及
    (1) 医療機関の禁煙化
    (2) 啓発
    (県民の友、世界禁煙デー、啓発パンフレット「やっぱり、やめてみるかタバコ(PDF形式 1,563キロバイト)」など)
  3. 未成年者、妊産婦などの喫煙対策(防煙)
  4. 非喫煙者の保護
    (1) 官公庁の喫煙対策
    (2) 医療機関の禁煙化
    (3) 職場の喫煙対策
    (4) 空気もおいしいお店一覧
    (5) ステッカーの配布
  5. たばこをやめたい人への禁煙支援
    (1) 禁煙治療に保険が使える医療機関、禁煙外来、禁煙クリニック(外部リンク)
    (2) 禁煙サポート薬局一覧
    (3) 個別健康教育の充実
    (4) 禁煙指導者講習会

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