上山 勝士 様

少年サッカーチーム・サザンクロスFC監督

夢はJリーガーを育てること

サッカーの指導者となって27年目になりますが、子どもの頃は野球少年でした。小・中ではエースで4番、南部高校では甲子園を目指しましたが、最後の夏の和歌山大会ではベスト8止まりでした。

サッカーは、小学6年のときにテレビでワールドカップを観て好きになりましたが、野球も好きだったということと、当時は小中ともサッカーチームがなかったため、実際に始めたのは高校卒業後、社会人になって地元の日高クラブに入ってからです。このため、子どもたちにサッカーができる環境を作ってあげたいと思い、昭和60年、先頭に立ってくれる人にも恵まれ、印南少年FC(平成15年、南部と合併して現在はサザンクロスFC)を立ち上げて監督に就きました。当時レベルが高かった紀南や新宮勢に追いつけ追い越せと必死でした。

指導のモットーは、助け合い。サッカーは組織プレーなので自分だけではダメ。周りの気持ちを考えることが大切で、サッカーを通じて人間育成にもつながってほしいと願っています。夢はJリーガーを輩出すること。そのためにはレベルの高いステージを経験することが大事。私自身、二十数年前ですが日高クラブで天皇杯などを経験して成長できたので、選手たちにも県大会や関西大会で強豪と対戦させてやりたいと思っています。そのために日高予選では常に勝ち抜くことを目標にしています。

国体は全国の強豪が集まる大会。教え子が県代表に選ばれていい経験ができるよう、そしてもっと上を目指してくれるように、これからも指導者として全力を尽くしていきたいですね。

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2015紀の国わかやま国体