サッカー選手として現役の頃、出身地である愛媛県の代表として、少年と成年の両方で国体に出場した経験があります。高校の時は、私自身初めての全国大会ということもあり、すごく緊張したのを覚えています。成年で出場した時は慣れた部分もあったのか、さほど緊張はしませんでしたが、国体の魅力を実感しました。また、開会式にはPL学園の清原や桑田選手など、同世代のスーパースターがたくさんいましたね。

国体は、インターハイや選手権とは違った独特の雰囲気のある大会です。他県の皆さんに温かく迎えていただき、駅や会場で素晴らしい歓迎を受けました。他県の選手にも声援を送ってくれたことが、すごく印象に残っています。

スポーツをしている人たちにとって、国体は夢を叶える一つの大きな大会であると思っています。国体に出場できるのは一握りの選手なのですから、出場できなかった人の分まで誇りと責任を持ってプレーしてほしいですね。

私たちアルテリーヴォの選手も紀の国わかやま国体に出場できる可能性があります。その時は県の代表という自覚を忘れず、県民の皆さんに恥じぬよう、精一杯頑張りたいと思います。3年後、優勝できるように私たちも全力を尽くします。