国民体育大会とは

 【国民体育大会とは】

   

『性   格』
毎年開催されている国内最大かつ最高の国民スポーツの祭典
 
『目   的』
広く国民の間にスポーツを普及し、スポーツ精神を高揚して国民の健 
康増進と体力向上を図り、併せて地方スポーツの振興と地方文化の発
展に寄与するとともに、国民生活を明るく豊かにすること
(国民体育大会マーク)      (公益財団法人日本体育協会が定める国民体育大会開催基準要項より)

 『主 催 者』
  公益財団法人日本体育協会、文部科学省、開催県
(各競技会は、日体協加盟競技団体、会場地市町村を含む)
※スポーツ基本法第26条第1項には、「国民体育大会は、公益財団法人日本体育協会、国及び開催地の都道府県が共同して開催する。」と明記されています。

 『総合成績』
秋に開催される「本大会」と「冬季大会」の競技得点の合計を競う都道府県対抗方式で開催され、天皇杯(男女総合成績第1位)・皇后杯(女子総合成績第1位)の獲得をめざし、都道府県代表の選手が熱い戦いを繰り広げます。

※国体のはじまり
戦後の混乱期の中、スポーツを通して国民に希望と勇気を与えようと、昭和21年(1946年)、京都を中心とした京阪神地区で第1回大会が開催されました。
毎年、都道府県持ち回りで開催され、昭和63年(1988年)の第43回京都大会から、二巡目国体が開催されています。

【和歌山県が目指す国体とは】

『第70回国民体育大会開催基本構想』

国体は、半世紀に一度のビッグ・スポーツイベントであり、開催を起爆剤として、和歌山県のスポーツの振興・活性化を図り、「元気な和歌山」を実現するには、県民の英知とエネルギーを結集した取組が不可欠であることから、大会の開催及び開催準備の指針となる基本目標と、その実現に向けた取組の方向性や考え方を明らかにするため、第70回国民体育大会開催基本構想(以下、「基本構想」という。)を策定しています。

基本構想には、『全国に和歌山県の魅力を強くアピール』、『県民一人ひとりが、スポーツを「する」「みる」「支える(育てる)」機会を享受』、『スポーツ価値、楽しさ、感動の共有』をもたらす大会となるよう、以下4つの基本目標を設定しています。

県民が一丸となって基本目標にまい進し、国体開催を通じ、本県のスポーツ実施人口の拡大と競技力の向上、地域のスポーツ環境の整備・充実を実現させるとともに、地方文化の振興など県勢発展に大きな遺産となるよう、さらには自信と誇りに満ちた「元気な和歌山」の実現に繋がるよう、総力をあげて取り組みます。

『4つの基本目標』

 ●基本目標1  和歌山を元気にする国体

○ 男女総合優勝(天皇杯)獲得を目標に掲げ、スポーツを通じて県民が夢と感動を
共有し、交流の輪を広げるとともに、生きがいのある社会の形成に繋げるなど、
和歌山県にふさわしい国体を開催します。

○ 慣例にとらわれず、様々な視点から創意工夫を凝らすことにより、簡素・効率化
を図りながらも新しい時代に適応した質の高い大会運営に取り組みます。

●基本目標2  国体を契機としたスポーツの振興

○ 県内スポーツ水準の向上を図るとともに、国体を一過性のイベントとしてではな
く、開催後も継続したスポーツ振興が図れるよう工夫し、県民のだれもが、いつ
でも、どこでも、いつまでも、スポーツに親しむことができる環境整備に取り組
み、「スポーツ王国・和歌山」を復活させます。

●基本目標3  活力に満ちたふるさとづくりに寄与する国体

○ 国体の開催を契機に、スポーツに対する県民の認識や意欲を更に高揚させるとと
もに、活力に満ちたふるさとづくりや心豊かでたくましい人づくりなどの地域お
こしを推進します。

●基本目標4  和歌山の魅力を全国に発信する国体

○ 和歌山県の魅力を最大限に活かすとともに、「おもてなし」の向上に努め、いつ
までも心に残るまごころのこもった大会を目指します。

○ 心温かさと奉仕・慈善などの市民性を重視する県民気質を存分に発揮し、訪れる
人々に癒しと感動を提供することにより、全国に和歌山ファンを生み出します。

国体・大会の開催に係る基本的な方針

競技力向上のため、徹底した選手強化や医科学サポートの充実に取り組んできており、この成果を存分に発揮し紀の国わかやま国体での男女総合優勝を目指します。紀の国わかやま大会においては、大会での交流を通じ、障害に対する理解と障害者の社会参加を促進します。

また、来県される多くの方を心のこもった“おもてなし”でお迎えすることにより、本県の魅力を全国に発信します。

このような取組を通じ、スポーツ人口の拡大や競技力の向上、スポーツ環境の整備・充実のみならず文化の振興や市民活動の活性化など「元気な和歌山」の実現につながるよう、県民総参加で夢と感動を共有できる両大会を目指します

平成27年度新政策・当初予算(国体・大会関係)

 

 

 

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2015紀の国わかやま国体