田中 大誠(ひろみ)様

県立和歌山西高校教諭

国体に向け一緒に頑張りましょう

今年4月から県立和歌山西高校で勤務しています。ボートは高校時代(和歌山北高)に、「体格がいい」という理由で顧問の先生に勧誘されて始めました。今も紀の国わかやま国体に向けて、毎日母校で練習しています。

今の自分はボートがあったからこそ。でも高校2年生の近畿大会で優勝後、その年のインターハイでオールを斜めに入れ込んでしまい、ボートが止まって負けてしまったんです。「自分は強い」と調子に乗っていました。顧問の先生に「部をやめろ」と言われた時、チームメートと一緒に泣きながらまじめに取り組むことを決意しました。先生の後を継ぎたいという気持ちも強く、浮ついたままではいけない、謙虚な気持ちで挑まなければと思い直しました。

国体での思い出は、高校のために頑張るのではなく「和歌山県に貢献せなあかん」という気持ちで取り組んだことですね。高校時代、岡山国体(平成17年)では8位入賞、兵庫国体(同18年)では優勝、大学でも2度入賞することができました。県に得点が入れば、どちらかというとマイナーなボート競技の存在を認めてもらえることがうれしかったですね。

国体には、今後もできる限り参加していきたいと思って います。後継者ができればバトンタッチして、指導者とし て国体を応援できればと思います。選手はみんな大変だと 思いますが、一緒に頑張りましょう。まだまだ成長できま す!

 

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2015紀の国わかやま国体