石座 実乃里 選手 毛利 かなで 選手

 紀の国アスリートクラブ

第9回県小学生秋季陸上競技選手権大会が10月18日、県営紀三井寺陸上競技場で行われ、紀の国わかやま国体に向け、和歌山陸上競技協会が選抜した5、6年生20人の強化指定選手らが出場しました。このうちジュニアクラブの「紀の国アスリートクラブ」に所属する選手4人を今週と来週の2回にわたって紹介します。(2回目)

 

 (第9回県小学校秋季陸上競技選手にて)

 

プロフィール
写真左:石座 実乃里 選手(山東小6年生)
「紀の国わかやま国体まで真面目に練習する」

写真右:毛利 かなで 選手(小倉小6年生)
「オリンピック出場が夢」

今春、始めたばかりの80メートル障害で強化選手に選ばれた石座実乃里さん(山東小6年)。当初は100メートル走を専門にしていたが「タイムが出ないんでアカンと思った」と諦めかけていた時、ハードルを勧められ「最初の大会でタイムが出た」と、強化指定の選考タイムとなった14秒96を叩き出した。
今夏の全国小学生陸上競技交流大会では予選落ちながら14秒67の自己新をマーク。10月18日の県小学生秋季陸上競技選手権大会でも14秒38(2位)とさらにタイムを縮め、走る度に速くなっている。「もっと低く跳んで、足を速く戻すようにしていけばまだ速くなる」とキャリアの浅さを前向きに捉え、自分の“伸びしろ”を信じ「紀の国わかやま国体までに抜かれない選手になるよう真面目に練習したい」と6年後を見据える。

紀の国アスリートクラブの女子選手からは、毛利かなでさん(小倉小6年)も100メートル走と800メートル走の強化選手に指定された。県小学生秋季陸上競技選手権大会では100メートル走にエントリー。決勝で4位と振るわなかったが「専門は800メートル、中距離で勝負したい」と落胆はない。
「(自分を)試してみたかった」と、3年生の時に県のゴールデンキッズプロジェクトに参加。自分では気づいていなかった才能が発掘され、中距離選手として開花し「走り終わった後の気持ちよさ、自己新を出した時のうれしさ」を“エキス”に成長。将来は「オリンピックに出ること」が夢だと目を輝かす。
国体は「みんなが目指している場所」と話し「和歌山だと歓声がすごいんだと思う。自分が走るとなるときっと緊張してしまう」と想像しながら「地元和歌山で開催される国体で走ってみたい」と意欲をのぞかす。

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2015紀の国わかやま国体