和歌山県の在宅医療について

在宅医療について

「在宅医療」とは、住み慣れた自宅などで治療・療養を続けることです。

医療機関へ通院できなくなった場合や退院後に自宅などで医療をサービスを受けることができます。

在宅医療では、医師をはじめ、訪問看護師、ケアマネジャー、ホームヘルパーなど多職種が連携して患者さんのご自宅などを訪問します。

この在宅医療の推進に向けては、病気の予防や治療のほか、 健康管理や体調面で不安がある際に気軽に相談できる、「かかりつけ医」の普及が重要となっています。

また、もしものときのために、人生の最終段階の過ごし方 (望む医療やケア・療養場所)について、住み慣れた場所で最期を過ごしたい場合は「在宅医療」など、患者さんの状態や希望に応じて様々な選択肢についての話し合う「人生会議(ACP)」も重要です。

 
○医師による在宅医療
訪問診療:計画的・定期的に、患者さんのご自宅などに医師が訪問し、診療を行います。
往  診:かかりつけ医等が、ご本人の状態に応じ、適切なサービスを受けられるよう、他の医療従事者等へ指示を行います。

上手な医療のかかり方について

 病院・診療所にかかるすべての国民の皆様の健康をまもるため、日夜力を尽くす医師・医療従事者をまもるために、「上手な医療のかかり方」を知り、考え、行動することが大切です。

 あなたやあなたの大事な人がもしものときも、安心して医療が受けられ、みんなの医療がまもられていくために、自分の体調について気軽に相談できる「かかりつけ医」をもちましょう。

◆参考:厚生労働省 「上手な医療のかかり方」(外部リンク)

1.「かかりつけ医」とは

 ・健康に関することを何でも相談できる

 ・必要な時は専門の医師・医療機関を紹介してくれる

 ・身近で頼りになる医師

 
 ~定義「かかりつけ医」とは~

 健康に関することをなんでも相談できる上、最新の医療情報を熟知して、必要な時には専門医、専門医療機関を紹介してくれる、

 身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師。

 参考:日本医師会ホームページ https://www.med.or.jp/people/kakari/

2.わかやま県「上手な医療のかかり方」の提案

上手な医療のかかりかた

人生の最終段階における医療について

 齢化が進む中、患者本人の尊厳と意思がより尊重され、人生の最終段階を穏やかに過ごすことができる環境の整備が求められています。

 和歌山県では、本人や家族等が医療従事者及び介護従事者と繰り返し話し合うことにより、「人生の最期をどのように過ごしたいか」「どのような治療を受けたいか」といった本人の希望を予め確認し、共有する意思決定の取り組みを進めています。

人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)

ACP

 ◆参考:厚生労働省 「人生会議」してみませんか(外部リンク)

1.人生の最終段階における医療の意思決定に係る和歌山県の方針の策定

患者本人と家族、医療従事者等が意思決定を行う際の医療機関等における手続きやケアの在り方、県の取組方針等を定めた「人生の最終段階における医療の意思決定に係る和歌山県の方針」を制定しました。
人生の最終段階における医療の意思決定に係る和歌山県の方針(PDF形式 97キロバイト)

2.啓発冊子「さいごまで自分らしく」の作成

本人や家族等が、医師や専門職等の多職種チームと共に、人生の最終段階における医療やケアについて、自ら考え、話し合うきっかけとなるよう、啓発マンガを中心とした冊子「さいごまで自分らしく」 を作成しました。
さいごまで自分らしく
さいごまで自分らしく(PDF形式 3,212キロバイト)

3.講演会等の開催

<平成30年度(終了しました)>

県民啓発イベント 「さいごまで自分らしく」

  • 日時:平成30年9月2日(日曜日)14時~
  • 場所:和歌山県民文化会館小ホール(和歌山市小松原通1-1)
  • 内容:演劇(20分)さいごまで自分らしく、シンポジウム(60分) 人生の最終段階の医療の在り方について

周知チラシ(PDF形式 519キロバイト)

演劇写真1 演劇写真2

演劇写真3 演劇写真4

演劇の映像はこちらからご覧ください(外部リンク)

参考ページ

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