和 vol.58
聖地リゾート! 和歌山
十五社の樟樹
高野山麓・かつらぎ町の山あいに、かつて伊勢参詣道として利用された旧大和街道がある。道中にある妙楽寺の境内には、地域を見守るようにそびえ立つ巨大な樟樹がある。近畿地方一の巨樹で、樹齢は600年以上。
1958(昭和33)年に県の指定天然記念物にも指定された。幹周りは13.4m、樹高20m、枝張り25m。支幹は八方に分かれ、境内を包むように広がる枝が森のように見えることから「十五社の森」とも呼ばれている。