聖地リゾート! 和歌山
嶋津の筏師の道
和 vol.56

聖地リゾート! 和歌山

嶋津の筏師の道

かつて北山川流域は上質な木材の産地として知られ、伐採された木を組んだ筏は北山川、熊野川を経て、木材集積地の新宮まで運ばれた。その筏を流すために筏師たちが歩いたのが、“筏師の道”と呼ばれる“筏道”で、生活道として人々を支えた重要な道でもあった。この苔生した筏道は、奈良県と三重県に囲まれた新宮市の飛び地・熊野川町嶋津にあり、一歩足を踏み入れた瞬間、幻想的な風景に目を奪われる。