綱引きクラブ「貴志川のんべえず」監督
多くの人に綱引きの魅力を伝えていきたい
紀の国わかやま国体では、綱引きがデモンストレーション行事から公開競技となります。公開競技は、全国から選手が集まり、レベルの高い試合が繰り広げられます。紀の国わかやま国体が、綱引き競技が盛り上がる絶好の機会となることを楽しみにしています。
和歌山の綱引き競技は約30年前に始まり、私は、当初から選手として競技に関わってきました。綱引きの魅力は、勝てなかった相手に努力して勝利することです。テクニックも必要ですが、勝敗の鍵を握るのは”力”です。綱をひたすら引き続ける地味な練習の積み重ねが勝負に反映されます。野球やサッカーのように派手さはないですが、チームが一丸となって力を合わせ、勝利に結びついた時は最高の喜びがあります。
監督を務める「貴志川のんべえず」は、第29回県綱引選手権大会(平成24年1月29日)で優勝し、6連覇を達成しました。これからも勝ち続けるチームであるために、さらに練習に力を入れて 頑張ります。
国体に向けては、開催までまだ少し先ですが、近づいてくれば選手 たちも意識が高まり、毎年の大会も白熱することと思います。これか らも多くの人に綱引きの魅力を伝えていきたいですね。