きのくに電子お薬手帳について

和歌山県の独自機能を持つ『きのくに電子お薬手帳』

 近年、医療分野におけるICTの活用が推進されており、全国各地の医療機関で医療情報をインターネットやスマートフォン・タブレット端末などを通して管理・共有する「医療連携システム」の整備が進んでいます。

 そんな中、ICTを活用した患者のための薬局推進事業(患者のための薬局ビジョン推進事業)として、上記「きのくに電子お薬手帳」 を開発し、 患者の『電子お薬手帳』と医療システムを連携させる、和歌山県の独自の機能を持つ『きのくに電子お薬手帳』の普及に取り組みました。

 和歌山県で整備していた医療連携システム「きのくに医療連携システム青洲リンク(外部リンク)」 (外部リンク)では、同県内の病院・診療所、薬局間での情報共有を行われてきましたが、この『きのくに電子お薬手帳』と協調した仕組みを構築しました。

 この仕組みを構築した薬局で入力された調剤情報は、「青洲リンク」のデータバンクを介して、『きのくに電子お薬手帳』に送信されるため、患者は何の操作をすることもなく、スマートフォンなどで自分の調剤情報を閲覧できます。

 image

 県内では、すでに3割の薬局が『きのくに電子お薬手帳』を導入しています。各薬局でご相談ください。

  きのくに電子お薬手帳チラシ(アプリダウンロードの案内)

スマホアプリによる「お薬手帳」と「健康管理」機能

 平成28年度から『きのくに電子お薬手帳』の開発に着手し、スマホアプリの「CARADA」(エムティーアイ社製)と「きのくに医療連携システム青洲リンク(外部リンク)(外部リンク)」が連携する仕組みを構築しました。

 ご利用される方は、まず自身のスマートフォンにアプリをインストールします。次に、アカウントの設定やお気に入り薬局の登録などを行い、「清州リンク」への参加に「同意」します。

 アプリには「電子お薬手帳機能」と「健康管理機能」があり、「電子お薬手帳機能」では、患者が薬局で薬を受け取った数分後には、「薬の名称・処方量」、「処方箋発行医療機関名」、「調剤した薬局の名称」などの医療情報がスマートフォン画面で閲覧できるようになり、これまでの「過去の履歴」も閲覧できます。また、副作用の自覚症状、気になることを入力して薬局に送信できる機能も付いています。

 患者が情報共有を同意した場合、薬局側もパソコン画面上で、「清州リンク」のデータバンクを経由して患者の過去の履歴データを閲覧でき、個々や全患者に対して、パソコンからコメント発信もできます。

 患者が身体・生活データ(体重、血圧、歩数、睡眠、食事、健康診断、血糖値、検査値など)を入力し、その推移を見ながら健康維持に役立てる「健康管理機能」もあります。

病院・診療所・薬局の医療連携システム「きのくに医療連携システム 青洲リンク」

 きのくに医療連携システム「青洲リンク」は、和歌山県立医科大学病院が運営主体となって2011年4月に立ち上げられ、現在では、県内の12病院、33診療所、3歯科診療所、109薬局(令和元年9月2日現在) が参加しています。

 「清州リンク」に提供されるのは、病院や診療所の診療情報(「患者基本情報」、「受診歴」、「病名」、「検査値」、「投薬情報」、「注射情報」、「診療メモ」、「検査画像」など)と薬局の「調剤情報」です。

 患者の同意と、医療機関間での同意を得て、情報共有されます。また、災害時には患者の同意がなくても医療情報が閲覧可能になっています。

災害時の医療ネットワーク強化

 災害時には、患者の手元にお薬手帳があれば患者に必要な薬を迅速に特定することが可能になります。また、薬局が電子お薬手帳を導入する際に、「清州リンク」に参加すれば、災害時の医療ネットワークも強化できます。

このページの先頭へ