ケーススタディ

ケーススタディ発表会

 令和2年11月18日水曜日と19日木曜日の2日間にわたり、3年生によるケーススタディ発表会が行われました。例年、4月に行われる成人看護学実習Iと5月から7月までに行われる領域別実習の中で、受け持たせていただいた患者の事例を通しレポートにまとめますが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で4月以降の臨地実習が中止になった病院や施設もあり、学内実習に変更せざるをえない状況となったことから、2年次に行った老年看護学実習で受け持たせていただいた患者の事例を振り返った学生も多くいました。また3密を避けるため会場は当校アリーナに変更し、換気、マスク着用、手洗い、手指消毒等の基本的な感染予防対策の徹底を図り開催しました。
 自身が行った看護について文献を用いて理論的に考察し、患者にとってどのような意味があったのかケーススタディを通して考えることができました。また他の学生の発表を聞き、意見交換することによって学びを共有することができました。
 初日は1年生が、2日目は2年生が発表を聴講しました。先輩方の自信に満ちた力強い発表を聞き、自分たちも先輩方のように自分の看護を伝えることが出来るのだろうかという不安と、患者に寄り添う看護ができるよう勉強も臨地実習も意欲的に取り組む気持ちを新たにしました。3年生は緊張の中、一番伝えたかった思いを発表することができ達成感を得ることができました。また自分の行った看護の振り返りを行う重要性を実感したとともに、今後もより良い看護を実践することができるよう日々努力を惜しまない決意を新たにしました。
 ケーススタディを通してまた一つ成長することができました。多くの学びを導いてくださった患者・御家族様、実習で御指導いただいた指導者の皆様に心より深く感謝申し上げます。

   ケーススタディー全体 3年生
   質疑応答 1年生
   学校長 副校長
   教務主任 聞き入る3年生



 

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