こどものこころの診療ネットワーク事業について
和歌山県では、様々な子どもの心の問題に対応するため、令和7年度より「こどものこころの診療ネットワーク事業」を実施しています。
概要
- 診療支援・ネットワーク構築事業
様々なこどものこころの問題に対応するために、拠点病院である和歌山県立医科大学附属病院を中心として、地域の医療機関や保健福祉関係機関等と連携した支援体制を構築します。また、関係機関との連携会議を開催し、ネットワーク化を推進します。 - 研修・育成事業
研修等を通して、こどものこころの問題について診療できる医師や専門職を育成しています。また、関係者に対して講演会や症例検討会を開催し、専門知識の普及を図ります。 - 情報提供・普及啓発事業
地域の医療機関、保健福祉関係機関等に対して、子どもの心の問題に関する情報提供や普及啓発を行います。
和歌山県こどものこころの診療拠点病院
1 医療機関名
和歌山県立医科大学附属病院 (和歌山市)
2 指 定 日
2025年4月1日
3 拠点病院の役割
(1)こどものこころの診療支援
- 地域の医療機関から相談を受けた様々なこどものこころの問題、児童虐待や発達障害の症例に対する診療支援
- 地域の保健福祉関係機関等から相談を受けた様々なこどものこころの問題、児童虐待や発達障害の症例に対する医学的支援
- 問題行動事例の発生時における医師等の派遣
- 地域の保健福祉関係機関等との連携会議への出席
(2)こどものこころの診療関係者の育成
- 医師及び関係専門職に対する実地研修等の実施
- 地域の医療機関及び保健福祉関係機関等の職員等に対する講習会等の開催
- こどものこころの診療に専門的に携わる医師及び関係専門職の育成
(3)普及啓発・情報提供
こどものこころの診療に関する情報を幅広く収集し、地域の医療機関、保健福祉関係機関等及び地域住民に対して、ホームページ等により適切な情報を提供するとともに、こどものこころの問題について普及啓発を図ります。