令和5年度「和歌山県健康状態の見える化」について
和歌山県健康状態の見える化
和歌山県では、60歳代、70歳代で死亡する者が全国と比べて多くなっています。そこで、生命表における和歌山県内各市町村と和歌山県との差に着目し、その要因を検討しました。
結果、以下のことに取り組む必要があることが示唆されました。
児童・生徒への肥満予防
- 児童・生徒などの若年層に対して、栄養や食事の観点からの肥満予防のアプローチが必要です。
壮年期の人々への生活習慣病予防
- 適度な飲酒量を推奨し、血圧の自己管理や生活改善により、高血圧を予防する必要があります。
- 生活習慣病の早期発見・早期予防の観点から、特定健康診査の積極的な受診勧奨が必要です。
- 地域保健と職域保健の連携により、就業者の就業状況や生活状況に応じたアプローチが必要です。