高齢者介護施設における感染対策について
1.共通
次のマニュアルは、平成25年3月に取りまとめられた「高齢者介護施設における感染対策マニュアル」を見直し、近年の施設における感染症の動向や新たな知見を踏まえ改訂したものです。
パンフレットもマニュアルと併せてご活用ください。
次のア、イ又はウの場合は、市町村等の社会福祉施設等主管部局に迅速に、感染症又は食中毒が疑われる者等の人数、症状、対応状況を報告するとともに、併せて保健所に報告し、指示を求めるなどの措置を講じてください。
ア 同一の感染症若しくは食中毒による又は、それらによると疑われる死亡者又は重篤患者が1週間内に2名以上発生した場合
イ 同一の感染症若しくは食中毒の患者又は、それらが疑われる者が10名以上又は全利用者の半数以上発生した場合
ウ ア及びイに該当しない場合であっても、通常の発生動向を上回る感染症等の発生が疑われ、特に施設長が報告を必要と認めた場合
2.インフルエンザ総合対策について
インフルエンザは、毎年流行を繰り返し、我が国最大の感染症の一つとなっています。
近年、全国的に高齢者施設において集団感染が報告され、また、高齢者の死亡等の問題が指摘されるなど、その発生の予防とまん延の防止が重要な課題となっていますので、以下の通知やマニュアル・手引き等を参考に、インフルエンザ感染予防及び感染拡大の防止について、適切な対応の徹底をお願いします。
対策例
- 発生予防対策 ・・・十分な休養、バランスの良い食事・栄養摂取、マスク・手洗い・消毒の徹底、流行前のワクチン接種
- まん延防止対策・・・医師の診察、まん延防止対策(ベッドコントロール、予防投薬、面会禁止、ショート・デイ受入中止、入所者・職員の階をまたいだ移動制限、換気、検温回数の増)、施設内感染症対策委員会の開催・研修
和歌山県からの通知等
社会福祉施設等におけるインフルエンザ及びノロウイルス対策の徹底について(令和2年1月9日付け県通知)
社会福祉施設等におけるインフルエンザ対策の徹底について(令和元年12月10日付け県通知)
インフルエンザの予防及び感染拡大の防止等の適切な対応について(平成31年1月24日付け県通知)
社会福祉施設等におけるインフルエンザ及びノロウイルス対策の徹底について(平成31年1月18日付け県通知)
厚生労働省からの通知等
社会福祉施設等における今冬のインフルエンザ総合対策の推進について(令和元月12月23日付け厚生労働省老健局総務課等事務連絡)
今冬のインフルエンザ総合対策の推進について(令和元年11月26日付け厚生労働省健康局結核感染症課長通知)
参考とすべき対応マニュアル・手引き等
- 高齢者介護施設における感染対策マニュアル改訂版・パンフレット(2019年3月)(平成31年4月15日付け厚生労働省老健局高齢者支援課事務連絡)
インフルエンザ施設内感染予防の手引き(平成25年11月改訂)(厚生労働省健康局結核感染症課、日本医師会感染症危機管理対策室)- 社団法人日本感染症学会提言2012インフルエンザ病院内感染対策の考え方について(高齢者施設を含めて)(平成24年8月)(日本感染症学会)
令和元年度インフルエンザ Q&A(厚生労働省)
3.感染性胃腸炎流行に伴うノロウイルスの予防について
感染者が今後増えてくると思われるケースについては、平成17年2月22日の厚生労働省健康局長等通知における「10名以上」にこだわらず保健所へ相談するようにしてください。
ノロウイルスの感染症・食中毒予防対策について(令和元年12月19日付け厚生労働省健康局結核感染症課、医薬・生活衛生局食品監視安全課事務連絡)
「感染性胃腸炎(ノロウイルス)施設内集団発生対応マニュアル(2010年3月)」(和歌山市保健所)
「消毒液(次亜塩素酸ナトリウム希釈液)の作り方」(和歌山市保健所)- 「ノロウイルスに関するQ&A」(厚生労働省)
「ノロウイルス食中毒予防対策リーフレット」(厚生労働省)
4.その他の感染症対策について
レジオネラ
「循環式浴槽におけるレジオネラ症防止対策マニュアル」の改正について」(平成27年3月31日付け厚生労働省健康局生活衛生課長通知)- 「レジオネラ対策のページ(厚生労働省)
- 「レジオネラ症に関するQ&A」(厚生労働省)





