療育手帳の交付に関する相談記録簿の誤廃棄について
和歌山県障害児者サポートセンターにおいて、療育手帳の交付に関する相談記録簿の一部について誤廃棄が判明しました。
今後、このようなことが起こらないよう、公文書及び個人情報の厳重かつ適正な管理を徹底してまいります。
- 誤廃棄が判明した公文書
(1)件名
昭和48年度から平成27年度に作成した療育手帳の交付に関する相談記録簿の一部
(2)公文書に含まれる情報
氏名、住所、家族状況、生育歴、現況、判定結果
(3)件数
743件 - 発生状況
令和7年5月7日付けで、県内の法律事務所から、県民の方1名の障害者手帳の取得状況等について照会があり、該当者の相談記録簿の確認を進めたが見つけることができなかったため、他の相談記録簿に紛れ込んでいる可能性を考え確認を行ったところ、誤廃棄が判明しました。 - 情報漏えいの有無及び対象者への対応
今回の事案は誤廃棄を行ったものであり、個人情報を含む公文書の廃棄を行う際は原則すべてシュレッダー処理しており、情報の漏えいはございません。
また、誤廃棄が確認された相談記録簿に該当する方のうち、連絡先が確認できた21人に対し、文書送付又は電話により説明と謝罪を行いました。
- 誤廃棄の原因
(1)平成13年度に相談記録簿の保存期間を永久から20年に変更した後に、変更した時点より前に作成した相談記録簿の保存期間についても20年に変更したと誤認し、適切な事務処理を行わずに廃棄したものです。
(2)関係の深い保存期間が異なる複数の公文書を同一の簿冊に編さんしていたことにより、公文書を廃棄する際に、誤って同時に廃棄したものです。 - 再発防止策
(1)研修の実施職場において、公文書及び個人情報の適正管理について研修を実施します。
(2)公文書の保管について
保存期間が経過していない文書の誤廃棄を防ぐため、保存期間が異なる文書は分冊を徹底するなど、公文書管理規程等に基づく公文書及び個人情報の厳重かつ適正な管理を徹底し、再発防止に努めます。
本件についてのお問い合わせ先
障害児者サポートセンター
担当者:佐伯、廣田
TEL:073-445-7314
FAX:073-445-0036





