介護予防

「介護予防」とは

「要介護状態の発生をできる限り防ぐ(遅らせる)こと、そして要介護状態にあってもその悪化をできる限り防ぐこと、さらには軽減を目指すこと」です。

「介護保険法第4条」では、

「国民は、自ら要介護状態となることを予防するため、加齢に伴って生ずる心身の変化を自覚して常に健康の保持増進に努めるとともに、要介護状態となった場合においても、進んでリハビリテーションその他の適切な保健医療サービス及び福祉サービスを利用することにより、その有する能力の維持向上に努めるものとする。」と規定されています。

和歌山県の取り組み

平成18年度介護保険法改正により、新たに創設された地域支援事業により、市町村が主体となって「運動器の機能向上」や「栄養改善」、「口腔機能の向上」等に資する介護予防事業に取り組むこととされました。

和歌山県では、平成16年度から和歌山大学、和歌山県立医科大学など関係機関の協力を得て、本県独自の実践的な介護予防プログラム(わかやま型介護予防プログラム)を開発し、介護予防事業の実施主体となる「市町村」や「地域包括支援センター」等に対しプログラムの実施について支援しています。
 【参考】厚生労働省HP(外部リンク)

 【参考】わかやま長寿プラン
 

  • 介護予防のための自宅でできる「わかやまシニアエクササイズ」の動画を作成しました

 和歌山大学の協力のもと、「わかやまシニアエクササイズ」をアレンジし、高齢者が自宅でできる介護予防の動画を作成しましたので、ご家族などと一緒に活用いただき、運動不足や体力低下の解消、介護予防等の健康維持に取り組んでください。

 ■「わかやまシニアエクササイズ」の動画はこちら(外部リンク)

 ■PDF形式を開きます資料提供(PDF形式 120キロバイト)

 ■さらに詳しい「わかやまシニアエクササイズ」はこちら
 

  • 自宅等でも介護予防体操ができる「いきいきわかやま体操アプリ」を配信しています

 県では、新型コロナウイルス感染症等の影響により、高齢者の方が介護予防体操等を行う通いの場が休止になっても、体操を継続していただけるよう、通いの場だけでなく、自宅等でも動画を見ながら体操ができる「いきいきわかやま体操アプリ」を令和4年1月28日から配信しています。

 日々の体操を記録し、体操するごとにポイントを獲得する機能の活用により、楽しみながら体操を継続していただけるアプリとなっています。

 ■「いきいきわかやま体操アプリ」 の詳細ページはこちら

 ■PDF形式を開きますチラシ(PDF形式 847キロバイト)

介護予防プログラムについて

  1. わかやまシニアエクササイズ
    和歌山県と和歌山大学との共同で「わかやま型」の高齢者向け運動指導プログラム「わかやまシニアエクササイズ」を開発し、市町村の介護予防事業を支援。
  2. 口腔機能向上・栄養改善プログラム
    県歯科医師会、歯科衛生士会及び栄養士会の協力の下、自立高齢者の栄養改善と口腔機能向上を組み合わせた介護予防プログラムを開発し、歯科医師、歯科衛生士、栄養士を派遣してプログラムにもとづく市町村の介護予防事業を支援。
  3. 認知症予防(認知機能低下予防・支援)プログラム
    和歌山県立医科大学の専門的支援の下、自立高齢者向けのわかやま型認知症予防(認知機能低下予防・支援)プログラムを開発し、プログラムに基づく市町村の介護予防事業を支援。
  4. わかやま型高齢者運動器疾患(ロコモ)予防プログラム(PDF形式 3,955キロバイト)
    高齢者の大半が抱える運動器疾患(ロコモティブシンドローム)を予防・改善するため、和歌山県立医科大学と連携して「わかやま型」の高齢者向け腰痛予防・改善プログラムを開発し、市町村の介護予防事業を支援。
 
 【参考リンク】

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