山東省との国際交流について

 中国は2017年末で60歳以上の人口が約2億4千万人に達し、総人口の17.3%を占め、急速な勢いで高齢化が進んでいます。中国では、公的介護保険制度をはじめとする各種制度の試行段階にあり、山東省が国家試行拠点の重点省に指定され、様々な取り組みが実施されています。

 和歌山県と山東省は、昭和59年に友好提携を締結し、経済・観光分野などで積極的な交流を展開する中、平成30年4月、山東省から高齢者関連の交流促進に関する提案や、平成30年10月に開催される省主催の第10回高齢者産業博覧会への出席依頼がありました。

 これを契機に、高齢者関連分野の民間レベルでの活発な交流を目指し、和歌山県老人保健施設協会会員などによる訪問団が組織され、第10回高齢者産業博覧会において、日本における高齢者介護の現状や在宅医療を支える介護について説明しました。

【山東省表敬訪問】

山東省表敬訪問

【第10回高齢者産業博覧会】

「日本における高齢者介護の現状 ~介護保険制度の現状について~」

説明者:県長寿社会課介護サービス指導室 室長 栗柳 弘也

高齢者介護の現状


「地方都市における在宅医療を支える介護 ~海南市地域包括ケアの現状~」

説明者:和歌山県老人保健施設協会 会長 上田 耕臣

在宅医療を支える介護

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