宮田 宗男 様

かつては選手、今度は審判!2度の地元開催国体に出場!

    
甲子園で審判を務める宮田さん(1999年春の選抜高校野球大会)

昭和46(1971)年開催の黒潮国体で選手として出場し、紀の国わかやま国体では審判員として再び地元開催の国体に出場する、宮田 宗男様から、国体・大会へのエールをいただきました。

私は、和歌山市立商業学校(現和歌山市立和歌山高等学校)3年の時、高等学校野球に出場し、2年後の紀の国わかやま国体では高等学校野球もしくは軟式野球の審判を務める予定です。選手と審判、立場は違いますが、地元開催の国体に2度も出ることができ、大変嬉しく思っております。

実は、甲子園まであと一歩というところで、2度涙を飲みました。春の選抜大会では秋季近畿大会で優勝しながら他部の不祥事があり出場辞退、夏の大会では県大会で優勝するも、当時の夏の地区予選である紀和大会で奈良代表に敗れました。
その後の黒潮国体では準々決勝で岡山東高校に1-4で破れました。当時の思い出としては、開会式の人の多さにびっくりしたことが印象に残っています。

高校卒業後花王株式会社に入社し、軟式野球部で選手、監督を務めました。2度、甲子園の入り口までいきながら夢が実現しなかった悔しさから、今度は審判で甲子園をめざしてみようと考え、1985年から県高等学校野球連盟の審判部に加盟し、現在は副審判長です。休日は野球漬けの日々を過ごしてきました。

野球少年は甲子園やプロ野球を目標にすることが多いですが、野球だけでなくスポーツは教育の一環であり、スポーツを通じて立派な人間を育て上げることが大事だと思っています。スポーツをする子に悪い子はいませんからね。
地元開催の紀の国わかやま国体では競技のテレビ中継があるかもしれませんが、ぜひ試合会場に足を運んで、スポーツの迫力を生で味わってほしいですね。スポーツも学業も、継続は力なり。私も審判員として精一杯頑張ります。選手の皆さん、応援の皆さん、お互いがんばりましょう!

 

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2015紀の国わかやま国体