北亦 将成 選手、北亦 雄成 選手

御坊市立湯川中学校3年生、陸上部所属

紀の国わかやま国体で兄弟出場を目指す

兄・将成選手(左)、弟・雄成選手(右)


兄・将成選手

弟・雄成選手

【兄・将成選手】
特に兄弟2人で話し合ったりしていたわけではありませんでしたが、中学に入学すると兄弟そろって陸上部に入部していました。陸上競技を通じてあきらめないことの大切さや努力した分だけ結果に表れることのほかに、人に接する態度、あいさつをするという人間的な部分で成長できたと思います。陸上部に入って本当によかったです。

今年の山口国体へは、4月の日高地方陸上競技選手権大会の前に、県の標準記録を突破すれば出場できると聞いて練習を頑張りましたが、記録を残すことができず出場できませんでした。もっと練習して大会で結果を出し、高校では何とか国体に出場したいです。

山口国体に出場した雄成が羨ましかったですが、それ以上に自分が出場できなかったことに悔しさを感じました。4年後の紀の国わかやま国体には、兄弟揃って出場し、全国の強豪たちと勝負できれば最高です。

【弟・雄成選手】
国体は、陸上を始めた頃は中学生も出られるのかな、というぐらいにしか思っていませんでしたが、4月の日高地方陸上競技選手権大会以降で標準記録を突破すれば山口国体に出場できると聞いてから国体に出場したいという思いが強くなりました。

7月の県陸上競技選手権大会で標準記録を突破し山口国体に出場することができましたが、国体の舞台に立てたことはすごくいい経験になりました。全国から集まったいろんな選手と対戦し、県の代表として戦えたことは最高でした。国体では、高校生と一緒に競技をしたのですが「ほんとに高校生?」と思うくらい体格の大きな選手ばかりで圧倒されてしまいました。もっと体を作らないといけないなと実感しました。

山口国体から帰ってきて、和歌山県の陸上を盛り上げるために高校でももう一度国体に出場して全国の選手と戦いたい、という気持ちが強くなりました。紀の国わかやま国体にも出場して、地元を背負って全国の選手と戦いたいです。

【北亦兄弟のプロフィール】
1996年(平成8年)5月28日生まれの双子、ともに湯川中学校3年生、陸上部所属。小学校時は、兄・将成選手がバスケットボール、弟・雄成選手がサッカーをし、湯川中学校入学と同時にそろって陸上部に入部。将成選手は4種競技(110メートルハードル、砲丸投げ、走り高跳び、400メートル)、雄成選手は投てき(円盤投げ、砲丸投げ)の選手として活躍。雄成選手は今年の山口国体に少年男子B砲丸投げ(高校1年、中学3年)に出場し、15位(13メートル39)の成績を残した。

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2015紀の国わかやま国体