森 好孝 様

宮前少年剣道クラブ代表

ぜひ優勝を勝ち取ってほしい

昭和46年の黒潮国体時は、和歌山市役所の職員として民泊の手配などを担当していました。一般家庭が選手を受け入れるため、料理教室が開かれたり、手作りの「紀州手まり」をお土産として渡すなど、和歌山県全体が国体ムード一色だったことを覚えています。それはすごい盛り上がりでしたよ。

27~8歳の頃に宮前少年剣道クラブで子どもたちの指導を任されるようになり35年が経ちます。指導するときは、剣道を「人間形成の場」と捉え、今の環境をつくってくれた両親らに感謝すること、仲間を大事にすることなどを学んでほしいと思っています。そういう過程を通じて、これから自分が歩む道、そして大人になってそれまでに歩んできた道に自信を持ってほしいと願っています。

剣道だけではなく、柔道や弓道など「道」と名の付く競技は、それぞれの年齢で楽しむことができる生涯スポーツであると思います。現在、剣道は県内の小中学生だけで1050人の競技人口があります。将来有望な人材が豊富にいます。今からさらに力を付けて、紀の国わかやま国体ではぜひ優勝を勝ち取ってほしいですね。

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2015紀の国わかやま国体