木原 克之 様

県立和歌山工業高校剣道部監督

勝負への熱い気持ちと県代表の自覚を持って

剣道を始めて約30年になります。13年前に大阪で開催された第52回国体で選手として初めて国体本戦に出場しました。高校の時は近畿ブロックで敗れ、本大会に出場できなかったので、和歌山県代表のユニホームを着てプレーできるのがうれしかったですね。平成20年には、少年チームの監督として大分国体にも出場することができました。

選手として出場した国体では、色んな人の剣道を見ることができて勉強になりました。剣道の場合、成年は団体種目で先鋒から10歳ずつ年齢層の違う選手が集まって一つのチームを組みますから、先輩方のアドバイスなどを聞けていい経験になりました。

監督として出場した国体は、他校の生徒の性格を見極めるのに苦労しましたが、本戦出場を決めたときは達成感がありましたね。混合チームなので、選手同士のきずなも深まりました。他校の選手も自分の子どものように大切に思いました。

紀の国わかやま国体での活躍が期待される選手たちには、勝負に対する熱い気持ちと県の代表としての自覚を持って臨んでほしいと思います。和歌山には実力、ハートの強い選手がたくさんいます。その子たちが主役になって、紀の国わかやま国体の成功を成し遂げてほしいと思います。紀州で育った子ども達が、「自分がやるんや」という強い気持ちを持って、日々練習に取り組んでもらえたらいいですね。和歌山には、小学校も中学校も良い指導者がたくさんいますし、地元の子どもたちの力を信じています。

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2015紀の国わかやま国体