開催基本方針

1 基本方針

第70回国民体育大会は、スポーツを通じて「和歌山を元気にする」ことを目指し、県民に夢と感動を与え、交流の輪を広げるとともに、生きがいのある社会 の形成に繋げるなど、本県にふさわしい大会として開催する。
大会の開催に当たっては、簡素・効率化を図り、新しい時代に適応しながらも、和歌山の魅力を最大限に活かしたいつまでも心に残るまごころのこもった大会を目指す。

この大会の開催を契機に、スポーツに対する県民の認識や意欲を更に高揚させるとともに、単に一過性ではなく、活力に満ちたふるさとづくりや心豊かでたくましい人づくりなどの地域おこしを推進することにより、「スポーツ王国・和歌山」を復活させる。

2 実施目標

  1. 県民総参加による大会

    県、市町村及び関係機関・団体との緊密な連携のもと、全県民の総力をあげて、郷土を代表する競技者を応援するとともに、積極的にボランティアとして大会に参画するなど、大会の運営に万全を期する。

  2. 施設の有効活用など創意工夫を凝らした大会

    競技会場は、県内の既存施設や近畿各府県の施設を有効に活用するとともに、広く県内各地で開催し、住民の参加と連携を深める。また、共通して使用する用具等を先・後催県と共同購入することによる経費の削減や、オフィシャルスポンサー企業や協賛企業等による支援体制の充実を図るなど、簡素・効率化を図りながらも、様々な視点から創意工夫を凝らした大会を目指す。

  3. 人情あふれる心のこもった大会

    全国から本県を訪れる競技者や観客等を温かく迎え、交流の輪を広げるとともに、民泊等を通じて心のこもったおもてなしに努める。

  4. 和歌山の魅力を全国に発信する大会

    開催市町村における地域の特色を活かした歴史・文化的事業の推進、観光資源と国体とをセットにした観光ルートの設定や観光キャンペーンの推進など、本県が誇る豊かな自然・文化に恵まれた「紀の国わかやま」の魅力を全国に発信する。

  5. 国体後も県内各地域において継続的なスポーツ振興を推進する大会

    国体を一過性のスポーツイベントとして終わらせることなく、県民の積極的なスポーツ参加の促進、スポーツ水準の向上等、開催後においても継続したスポーツ振興が図れるよう工夫するとともに、開催される競技がその会場地市町村に普及し、さらには地域住民の間に根付くよう努める。

このページのトップに戻る

2015紀の国わかやま国体