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南方熊楠記念館
開館60周年記念特別展開催中!
「ミナカタ・ソサエティ
から記念館へ」
南方熊楠(1867-1941)は、和歌山県が生んだ博物学の巨星。国内外で多くの論文を発表し、日本に「ミナカタ」ありと世界の学者を振り向かせました。活動・研究範囲は、粘菌をはじめとした生物学のほか、民俗学、天文学、鉱物学、宗教学など広範囲にわたります。没後、遺族から資料の寄贈を受け、南方熊楠の偉大な業績と遺徳をしのび、その文献、標本類、遺品等を永久保存し、一般公開するとともに後世に伝え、学術振興や文化の進展を目的として1965(昭和40)年4月に南方熊楠記念館が開館しました。
そして今年、開館60周年を迎えたことを記念し、特別展「ミナカタ・ソサエティから記念館へ」を開催しています。

本展示では熊楠没後の顕彰に携わったミナカタ・ソサエティについて取り上げ、そのなかでも乾元社から出版された熊楠最初の全集、そして記念館開館から今日までの軌跡を紹介。また、番所山熱帯植物園や開館当時の写真など、館を囲む環境がどのように変化してきたか古写真を交えながら展示しています。
特別展の開催期間は、2025(令和7)年9月23日まで。ぜひこの機会にご来館ください。

- 開館時間
- 9:00~17:00
(入場は16:30まで) - 休館日
- 木曜日
※夏休み期間無休 - 入館料
- 大人(高校生以上) 600円
小・中学生 300円 幼児無料
問い合わせ
公益財団法人南方熊楠記念館
電話/0739-42-2872