大城 規史 様

和歌山青年会議所2012年度理事長

フルパワーで頑張れ!

父親が高校の体育教師ということもあり、小さい頃からスポーツはいつも身近にありました。合氣道、飛込、スキー、トランポリンなど、さまざまなスポーツを経験しました。

小学3年生の時に「バク転ができたらかっこいいだろうな」と思い、器械体操を習い始めました。でも、先生に補助してもらうとできるけど、一人では怖くてできない。念願のバク転ができるようになるまで半年かかりました。初めてできた時は本当にうれしかったです。もともと、飛込とトランポリンの経験があったので、高さや美しさなどが採点の基準になる種目「床」「跳び箱」は、和歌山市や県の大会に出場し、賞をもらうこともありました。練習では、うまくできずに泣くこともありましたが、できた時に先生が「よーやったな」と満面の笑顔で声を掛けてくれるのがうれしくて、頑張ろうという気持ちになりました。

試合は緊張の連続。試合前になると「どうして申し込んだのか」と思うことも多々ありました。でも試合が始まるとスイッチが入って、いつも以上の力が出ました。諦めるのではなく、責めていこうという気持ちが結果につながったのだと思います。

スポーツを通して、強い心が育ったからこそ今の自分があると思います。今年度、理事長となり、人前でスピーチすることも多くなりました。緊張していても本番になると力が湧いてきます。

紀の国わかやま国体では、体操や飛込など、自分の経験した種目は特に興味があります。国体のために建設される施設にも足を運んでみたいです。出場する選手の皆さんには、周囲のプレッシャーに負けず、共に研磨してきた監督を信じてフルパワーで頑張ってもらいたいです。

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2015紀の国わかやま国体