国体のイメージというと、オリンピックの国内版のような感じです。陸上競技をはじめ、バスケットボールやサッカーなどいろんな競技があると思いますが、その中に躰道がないのが少し残念です。

躰道は、玄制流空手道から始まった武道で、表現力を主として競い合う試合は、見ている人たちに力強さや感動を与えられると思います。もちろん国体のような大舞台に出場できれば、より高い緊張感の中で戦え、選手にとっても素晴らしい成果が望めると思います。

躰道は、世界選手権も開催されている競技なのですが、もっと多くの人たちに知ってもらえれば競技人口も増えるので、ぜひ国体競技に採用してほしいと思います。紀の国わかやま国体では、躰道が国体競技になっていなくても、躰道で学んだことを生かし、いろんな形で関わっていけたらいいと思っています。

学校の部活では、陸上部で走り高跳びをしているので、陸上の審判員にも興味があります。縁起担ぎではないですが、選手は、好記録を出せた競技場やその地域を決して嫌いにはならないと思います。きっと好きになってくれるはずです。選手の皆さんがベストコンディションで競技に臨めるようバックアップして、紀の国わかやま国体をきっかけに、一人でも多くの人が和歌山を好きになってくれればいいですね。