水谷 一也 様

和歌山東高校教諭 レスリング部顧問

物怖じすることなく堂々とした戦いを

和歌山西高校で4年、和歌山商業高校で11年柔道の指導に携わり、和歌山東高校でレスリングを指導して7年目になります。部活動の他、東高校内で小学生、中学生も指導しています。

自分は小学5年生から高校3年生まで柔道を経験、大学から本格的にレスリングを始めました。初めて国体に出場したのは22歳の時。通常の試合と違い、初戦から全日本クラスの学生チャンピオンたちと対戦するわけですから、勝ち上がるのは難しかったですね。県の代表として出場するので、気合いの入り方が違いました。20代でなんとか5位入賞することができました。

毎年、部員数人を国体へ送り出します。国体では階級を一つ落として挑むため、昨年度(平成22年度)はポイントが取れず苦戦しましたが、ある部員は120kg級で5位に入賞することができました。県内のレスリングは年々強くなってきています。ジュニアからの強化も進んでおり充実しています。激しい練習ばかりでなく、タックル、投げ技、ハイクラッチといった技術練習に重点を置き、指導することを心掛けています。また、選手にはスポーツを通して、忍耐力、礼儀作法、言葉遣いなども養ってもらいたいですね。

経験の少ない選手が多く、相手にのまれるケースもありますが、物怖じすることなく堂々と戦ってほしいです。上位に入る力は十分秘めていると思いますよ。

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2015紀の国わかやま国体