国体にまつわるエピソード
私は、現在54才の紀の川市在住の川口啓子と申します。
私が高校2年生の時、黒潮国体が開催され、海南市でソフトボール競技が行われ、私たちは3位でした(1年生で岩手国体1位、3年生で鹿児島国体1位)。
インターハイも3年連続で出場しましたが、やはり、国体は開催県の住民の方々との温かいふれあいがあったり、高校生にとって実業団の憧れの選手に出会う事があったり、私にとってすごく心に残る懐かしい想い出となっています。
その後、トヨタ自動車KKに就職、19才のときリーグ優勝し、日本選抜としてアメリカで行われた世界選手権にキャッチャーとして出場しました。サードは当時、ユニチカ垂井の有名な宇津木妙子さんでした。結果は、アメリカに惜しくも敗れ2位でした。
それから時は早く過ぎ、昨年夏、宇津木妙子さんは、青少年育成のため、和歌山県にソフトボールを教えに来てくれました。宇津木妙子さんは、高校3年生で埼玉県代表として黒潮国体に出場しており、海南市の民家で宿泊されたそうです。その時にお世話になったお宅に伺い、改めてお礼をされていました。国体の懐かしい想い出やソフトボールについてたくさん語り、大いに盛り上がりました。
事務局の方々は苦労がたくさんあると思いますが、選手たちの良き想い出として、心に残る大会になるようご尽力賜りますよう、よろしくお願いいたします。
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川口 啓子さん(写真中央) (平成21年9月1日撮影) |
川口 啓子さんと職場の皆さん (平成21年9月1日撮影) |