今号の「和」題
和 vol.52

今号の「和」題

旬の和歌山情報を
お届けします!

“WA!” TOPICS 01

全国から白浜町に「保育園留学」
留学費用を旅先納税の返礼品で充当も

 ワーケーションの発祥の地である和歌山県。南紀白浜空港があり、首都圏からのアクセスもよい白浜町で、今年10月から「保育園留学」の受け入れが開始されました。同町は、株式会社キッチハイクと連携し、子育て家族と地域をつなぎ、未来をつくる留学プログラム「保育園留学」を関西初の取り組みとして開始。澄み切った美しさが特徴の日置川がすぐ側を流れ、園から徒歩5分のところには海があります。自然の中での遊びが楽しめる日置川地域で、1~2週間、子供を保育園に通わせながら地域のゲストハウスで田舎暮らしを体験することができます。

保育園留学の様子

 この取り組みは、本県と町が共に進めているワーケーション事業の1つとして位置づけられ、日置川地域における関係人口の創出と定住人口への転換を目指しています。

 旅行先で利用できる「南紀白浜旅先納税」の仕組みを活用し、留学費用の全部または一部に、ふるさと納税の返礼品である電子商品券を利用することができます。

問い合わせ/白浜町総務課企画政策係

電話/0739-43-6598
“WA!” TOPICS 02

熊野古道×サンティアゴ巡礼道
「共通巡礼」達成者が5千人を突破

 来年で世界遺産登録20周年を迎える「紀伊山地の霊場と参詣道」。2023年10月、「熊野古道」と「サンティアゴ巡礼道」の両方を歩いた「共通巡礼」達成者が5千人を突破しました。田辺市とスペイン・ガリシア州にあるサンティアゴ・デ・コンポステーラ市との共同事業として行われており、巡礼者は共通巡礼手帳を片手に歩きながら、それぞれの巡礼証明のスタンプを押してもらうことで達成できます。記念すべき5千人目はサンティアゴ・デ・コンポステーラ市にてシンガポール人のジューン・リアン・モクさん(写真右側)が達成登録者となりました。

記念すべき5千人目の熊野古道×サンティアゴ巡礼道「共通巡礼」達成者

 国内のみならず訪日外国人観光客からも人気を集める熊野古道。2023年3月には、その熊野古道を核として観光地域づくりを担う「一般社団法人田辺市熊野ツーリズムビューロー」が、観光庁による「先駆的DMO」に選定されました。これは、全国に255法人がある登録DMOに対して公募が行われ、有識者委員会議等の審査を経て、世界に誇れる持続可能な観光地域づくりを担う「先駆的DMO」を選定するもので、今回3法人が選定。さらに、より多くの基準を満たす「先駆的DMO(Aタイプ)」として選定されました。

問い合わせ/田辺市観光振興課

電話/0739-26-9929

問い合わせ/一般社団法人田辺市熊野ツーリズムビューロー

電話/0739-26-9025