瀬川 禎彦 様

海南市カローリング協会会長、下津スポーツクラブ理事長

カローリングで元気アップ!

これまで海南市体育協会、下津スポーツクラブでの活動を通じ、市民の健康づくりと、氷上のスポーツ”カーリング”を元に考案された”カローリング”の普及に力を注いできました。

カローリングは、1993年に名古屋市で考案されたインドアスポーツで、体育館などのフロア(床面)を利用して行います。1チーム3人(ジュニア競技は4人)のプレイヤーが、相手チームのプレイヤーと交互にジェットローラーと呼ばれるプラスティック製の円盤(重さ2~3.7kg)を、11m(ジュニア競技は9m)先のポイントゾーンに向かって滑らせ、いかにポイントゾーンの中心に近づけられるか、その得点を競います。

カローリングの魅力は、体力や難しいルールを必要とせず、子どもから大人まで楽しめるところにあります。試合では、相手チームの円盤に自分の円盤を衝突させ、相手チームの円盤をポイントゾーンから押し出すことで形勢を逆転させるなど、白熱した頭脳戦が楽しめます。試合の駆け引き、緊迫感、チーム内の声の掛け合いなど、それはもう時間を忘れてしまうほど楽しいものです。まさに生涯スポーツの一つと言えます。また、頭も体も使うので、お年寄りの介護予防にもなるでしょう。

カローリングの魅力をもっと発信しようと、これまで「元気アップカローリング教室」を開催し、出前教室や体験大会を通じて、延べ2000人以上の方々に参加していただきました。紀の国わかやま国体では、カローリングは県民誰もが参加できるデモンストレーションスポーツとして海南市で実施されることになっています。カローリングを通じて、多くの人に国体に参加していただき、最高の思い出をつくってもらうことが私の夢でもあります。これからもカローリングの魅力を発信し続け、カローリングで”元気アップ”し、カローリングを通していろんな人に国体を身近に感じてもらいたいですね。

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2015紀の国わかやま国体