徳永 宏 様

洋食店グリルエイト店主

大舞台で持てる力以上の力を

小学校、高校、大学、社会人と、野球三昧の日々を過ごしました。公式戦で緊張して結果が出せなかったことや、それまで全く打てなかった球種が急に打てるようになった経験があります。大舞台というのは自分を成長させてくれる舞台だと考えています。

中学校では一時陸上部に入部したのですが、脚力があったのでしょう。高校以降、野球のポジションはセンターで、広い外野で白球を追い掛けました。桐蔭高校時代に夏の選手権和歌山大会で2年連続でベスト8に。京都産業大学に進んで4回生の時には関西6大学リーグで優勝することができました。大学時代は打順が1番で、ベストナインにも2回選ばれました。卒業後入社した(株)リクルートでは、創部2年目だった野球部に籍を置きましたが、当時はまだまだ弱くて全く勝てなかったですね。

紀の国わかやま国体への出場を目指す選手たちは、大舞台で持てる力以上のものを出せるように頑張ってほしいと思います。大舞台では、普段できていたことが緊張してできなくなったり、逆に「自分はこんなことできたのか」というプレーができるようになったり。どうせなら、いいほうに転んでほしいと思います。

そして、国体を機に和歌山を訪れる県外の選手たちには、競技の他にも和歌山の良さを楽しんでいただければと思います。山にも海にもすぐに行くことができます。そして大会が終わった後も、心を癒しに訪れてもらえればと願います。

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2015紀の国わかやま国体