仲尾 健 様

有限会社ヤングスポーツメイト代表取締役

バスケットボールチームの活躍に期待

全国から選ばれたアスリートたちが集う紀の国わかやま国体まで、あと4年となりました。40年前に黒潮国体でバスケットボール(少年の部)のリングに向かってシュートした記憶がよみがえってきます。

県内のバスケットボールでは「敵なし」といわれた県立和歌山北高校へ進学し、練習と試合に明け暮れた日々。試合は必ず勝つという自信から、どんなに厳しい練習にも耐えることができたと思っています。3年生の5月頃に結成された北高の選手が中心の国体選抜チームは、土・日曜は強化のために遠征試合、9月からは平日も選抜選手が集合し、一層厳しい練習へ突入していきました。

ようやく迎えた大会当日、会場の北高の体育館に入ると、練習中にお世話になった学校周辺の皆さん、県バスケットボール協会や運営関係者の皆さん、成年男女と少年女子の選手らが大勢詰め掛け、一丸となって声援を送り続けてくれました。その沸き上がる声に感動し、思わず体が震えたのを覚えています。結果は、北海道代表チームに惜敗しましたが、会場の雰囲気はこれまでにない最高の盛り上がりであったと自負しています。

国体には、成年男子の選手や監督として出場する機会に恵まれました。現在もバスケットボールの成年男子クラブチーム(北高OBクラブ)の監督として関わり、チームの中から一人でも多く国体に選抜されることを期待しています。

バスケットボールの県レベルは、全国的にはそれほど高いとはいえないので課題は多いかもしれません。しかし、開催県として4年後を見通した優れた選手を一人でも多く育て、レベルアップを図らなければならないと思います。厳しい戦いとなるでしょうが、黒潮国体のリベンジを果たし、一つでも多く勝利することを期待しています。

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2015紀の国わかやま国体