森岡 泰裕 選手

日高川町立美山中学校1年

紀の国わかやま国体で優勝したい

母の勧めで小学校3年の時に地元の陸上教室「美山クラブ」で陸上を始めました。5年生の時に出場した県大会(100m)で5位入賞したことで陸上が楽しくなり、6年生の時に出場した県小学生選手権では初めてスパイクを履いて出場したら何と優勝し、全国大会にも出場することができました。

全国大会ではみんな本当に速くて「なぜあんなふうに走れるのだろう」と悔しさもありましたが、「もっと速くなりたい」、「タイムを縮めたい」という思いが強くなってますます陸上が楽しくなりました。今は陸上を勧めてくれた母にありがとうという気持ちでいっぱいです。

中学校に入ると本格的な練習ができるようになり、よりいっそう陸上に熱中するようになりました。毎日、放課後がとても待ち遠しいです。7月の総体、10月の秋季大会とも郡大会では学年別で2位でしたが、県大会で1位になりました。秋季県大会では12秒26の自己ベストをマークし、自分でも速くなったと感じましたし、練習の成果を出すことができてうれしかったです。

国体強化選手(和歌山陸上競技協会)にも選ばれ、練習会では他の選手から刺激を受け、「もっと頑張らなきゃ」という気持ちになります。当面の目標は来年3月の記録会ですが、冬場は筋トレ等にも取り組み、ケガをしない体づくりとスピードアップに励みたいです。今のところは11秒台が目標ですが、和歌山北高校の九鬼巧選手(インターハイ100m連覇)のようなアスリートになりたいです。

5年後の紀の国わかやま国体は、少年の部の最年長となる高校3年生で迎えられるだけにチャンスと意識しています。それまでの集大成と位置づけ、県代表チームの一員となれるよう一生懸命練習に取り組んでいきます。出場できれば優勝したいですが、まずは決勝進出を目標に頑張っていきます。

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2015紀の国わかやま国体