丹波 千尋 様

県警本部警備部機動隊 巡査部長

過去8回国体へ出場

柔道を始めたのは高校生の頃で、県大会での3位入賞が最高の記録でした。柔道を始めるまでは「ただ体が大きいだけって思われているかな」と気にしていましたが、柔道を始めて自分に自信が持てるようになりました。

大学進学を考えた頃、当時の高校の監督から「環境さえ整っていれば、お前はもっと強くなれる」と言われ、高校と同じ系列の大学に進学しました。

大学では4回生の時に初めてレギュラーとして選抜され、同じ年に県内の国体予選でも優勝を勝ち取ることができました。このとき、両親や友人、周りの人が喜んでくれたのを今でも鮮明に覚えています。

柔道は武道であり、礼儀を学んだり、自分を律することができたりし、人間形成につながります。何年か経って母校に行っても、スポーツを通じて後輩と話しをできることも嬉しいです。

和歌山には柔道の強豪校がほとんどなく、せっかく強い子がいても県外に出ていってしまうのが現状です。他府県のような実業団もなく、社会人の柔道人口も少ないですが、2015年の紀の国わかやま国体に向けて地元の若い子で柔道の強い子を育てて地元で盛り上げていってほしいと思います。

 

 

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2015紀の国わかやま国体