深野 加弥 選手

東海学院大ホッケー部主将

紀の国わかやま国体を盛り上げたい

県立和歌山商業高校ホッケー部出身の深野加弥さん(21)は、現在、岐阜県の東海学院大学ホッケー部主将として活躍している。7月1日から4日まで、京都の立命館大学柊野ホッケー場で行われた第29回全日本大学ホッケー王座決定戦では、決勝で奈良の天理大学を2―1で下し、2連覇を達成。主将としてチームを引っ張り、栄光を手にした。そんな深野さんが2015年の紀の国わかやま国体にかける思いは強く、「目指すは地元優勝」と意気込んでいる。

深野さんはホッケーの魅力について「スピードがあって点が入る時は一瞬。攻守の切り替えがすごく早いのでおもしろい」と語る。持ち味はガッツで、どんな試合でも気持ちを入れてプレーをすることを忘れない。

8月20日に行われた国体近畿ブロック予選では、県代表の主将を任され、センターハーフのポジションで攻守の要としてチームを引っ張った。惜しくも大阪に2―3で敗退したが、これまでは大差で敗れていた大阪相手に、接戦に持ち込めたことに自信を感じたという。

紀の国わかやま国体に向けて「地元開催の国体。県の代表として和歌山のスポーツを盛り上げていきたい。地元ということもあって見てくれる人も多いと思う。ホッケーを知らない人に、見て、知ってもらうことで馴染みのあるスポーツに発展できれば」と気合十分だ。

写真中央が深野選手(今年6月6日の高円宮杯ホッケー日本リーグ女子にて)

 

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2015紀の国わかやま国体