中 公之 様

紀三井寺公園管理事務所所長

紀の国わかやま国体で総合優勝を

紀三井寺公園を管理する「はまゆうグループ」の中公之所長(65)。「紀の国わかやま国体では必ず総合優勝してほしい。他府県にできて和歌山にできないことはないはず。今は国体に向けていいムードが育ってきている」と早くも気合が入る。

大学時代は、ハンマー投げの選手として活躍。卒業後、大阪体育大学の陸上部コーチ、大体大浪商高校陸上部の監督を兼務。その後教員として和歌山に戻り、昭和46年の黒潮国体では、陸上競技「教員の部」の監督を務めた。トラック、フィールド競技を問わず、優勝者・入賞者を多数輩出し、総合優勝の原動力に。

今も陸上の競技力底上げに心血を注ぐ毎日で、和歌山陸上競技協会とともに、5年後に少年A、Bで主力選手となる小学3~6年生、中学1年生のジュニア選手育成に取り組んでいる。将来有望な20人前後の選手を強化指定選手に認定し、指定の証であるTシャツを配って「県代表」の意識を育てている。

毎週土曜日には紀三井寺陸上競技場で、小学生から高校生まで学校・学年の垣根を越えて、各種目の専門コーチによるトレーニングセンターを開いている。「指導者の意識もここ数年で驚くほど変わってきている。本当にいいムード。5年後が楽しみです」と目を細める。

「陸上だけでなく、チームスポーツのレベルが上がれば国体では点が伸びる。和歌山の国体総合順位が、平成26年までに10位以内に入れるようなっていると、27年の総合優勝も見えてくる。頑張ってほしい」と期待を込める。

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2015紀の国わかやま国体