大道 眸(ひとみ) 様

和歌山日曜野球・運営委員長 和歌山市和歌浦南在住

野球愛好者に親しまれ42年目を迎えた伝統の和歌山日曜野球の運営委員長を務める大道眸さん(72)。和歌山日曜野球は、働きながらも野球好きの仲間が集 い、何か励みになる大会にしようと昭和43年に始まった。大道さんは、当時の運営委員長だった上野昇さんらと共に大会を支え、選手たちの熱いプレーを見 守ってきた。現在も会場の確保に始まりグラウンドの整備から器具の準備など、試合の日は早朝から出かけ、選手たちが楽しく野球ができるように汗を流してい る。選手たちには、試合開始の時間厳守やユニホーム着用の徹底など厳しく指導しているが、これは社会人としての忘れてはいけないマナーやルールを守る習慣 をつけてほしいという願いからだ。

昭和46年の黒潮国体は、開会式を貴美子夫人と一緒に見たことが印象に残っている。入場券を手に入れるのに苦労したが、車は駐車できないというのでバスで出かけた。席は陸上競技場入場門の近くで、選手たちの行進がより身近に感じられた。

あれから40年近くが過ぎようとしている。「国体という注目のイベントを通して施設のさらなる改善を図ってほしい。施設を充実することは県全体の経済を活性 化し、スポーツ人口の増大と選手育成に必ずつながる」と語る大道さん。あと5年と迫った国体というチャンスを生かして県民みんなが参加するふるさとづくり に期待を込める。

グラウンド整備を行う大道さん(写真右)

 

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2015紀の国わかやま国体