小泉 警一 様

卓球場経営

技術もさることながら集中力も養ってほしい

「全国レベルの大会に初めて出たのは高校2年の全日本ジュニア。緊張して頭が真っ白になり、いつも練習しているサーブなど全く出せなかった事を鮮明に覚えている」と話すのは、和歌山市で卓球場を営む小泉警一さん。小中学生から熟年層まで幅広い年齢層に指導している小泉さんは、国体の地元開催は地域スポーツのベースアップにつながると期待を寄せている。

「全日本クラスのプレーを実際に観たり対戦したりできるいい機会。自分にないものに気付くことができれば必ずレベルアップにつながる」と述べ、「県代表を目指す中高生には、時間を無駄にせず必死に頑張れとハッパをかけている。彼らにはその全てが糧になるはず」と、後輩たちにエールを送る。

選手へのアドバイスについて「大きな大会では緊張するのは当たり前。こちらと同じく、対戦相手も緊張しているはず。卓球は団体戦なので試合中から結果などを考えてしまいがちだが、余計なことは考えない事が勝利には必要。選手には大会に向けて、技術もさることながら集中力も養ってほしい。試合に勝つにはまず自分に勝つこと」と先輩アスリートらしいメッセージを送る。

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2015紀の国わかやま国体