上赤坂 佳孝 選手

アルテリーヴォ和歌山コーチ兼選手(和歌山市出身)

目標は一つ上を目指して頑張って

「国体へは五回出場しています。初出場が近畿大学附属和歌山高校2年の時、3年生に交じって代表選手に選ばれた感動は今も忘れられません」。こう話すのは元プロサッカー選手で現在、和歌山からJリーグを目指すサッカーチーム「アルテリーヴォ和歌山」のコーチ兼選手の上赤坂佳孝(30)さん。

他府県代表での出場ではあるが、国体サッカーで全国制覇の経験を持つ。「和歌山大会では地元選手の活躍を期待しています。自分自身がサッカー(スポーツ)を通して学んだ事は、今持っている目標のワンランクアップ上を目指して努力すれば成績が上がるということ。国体を目指す選手の皆さんは、今でも厳しい練習の毎日ですが、県民のみんなが応援しています。目標が高ければ高いほど自ずと成績はついてきます。厳しい練習の成果を期待しています。私も県民の一人として全選手にエール送り続けたい。」と国体初出場時を思い出したのか話に力がこもる。スポーツマンがスポーツマンに語りかける熱いメッセージはこちらにも伝わってくるものだ。

上赤坂さんは、「スポーツは精神も鍛えてくれる。」と話す。国体を通じてあらゆるスポーツの盛り上がりを願う。“元気わかやまはスポーツから”が信条だと言う上赤坂さん。「今年(2010年)は、アルテリーヴォが関西リーグに上がれるよう頑張ります。和歌山の国体選手と共に、和歌山を盛り上げていきたいですね。」と2015年を和歌山県民の思い出の年にと願う。「最後まで上を目指して」。力強いエールで結んだ。

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2015紀の国わかやま国体