佐々木 真子 選手

和歌山信愛女子高ソフトテニス部3年生

国体は第2のインターハイ

平成21年度の全国高校選抜、インターハイの団体戦で日本一に輝き、国体は準優勝。3冠こそ逃したものの高校3大大会全てで決勝進出を果たした信愛女子高。佐々木選手は2年生ながらその団体メンバーの一人だった。

石川県出身。仲の良い友だちに誘われソフトテニスを始めたのは小学2年生の冬。「そこから休みなく年中練習をやってました。」と振り返るよう、テニス一筋で勝つことが楽しくてみるみる上達していった。

テニスを始めるきっかけとなった友人とは、小学生時代はライバルで、中学生時代はパートナー。6年生の時に全国小学生大会に県選抜チームの一員として出場し、団体日本一に輝いた。個人戦は準優勝で決勝を争ったのが友人のペアだった。その3年後、全国中学校体育大会は友人とのペアで準優勝した。「ペアと協力しながら一本獲るところが魅力。だからダブルスのソフトテニスが好き。2人の力を足せば大きな力になる」。佐々木選手にとって「1+1」は「2」以上だ。

「県外に出て色んな経験がしたかったし、巧い子の中で自分の力を試したかった。」と平成20年春に信愛女子高へ進学。その翌年、全国選抜日本一のチームの一員にいた。しかし、最上級生になった今春の全国選抜は準決勝で優勝した広島翔洋に完敗。「悔しい。自分が先輩から味わわせてもらった喜びを後輩に味あわすことができなかった。」と唇をかむ。それだけに「夏に頑張ろうという思いが大きい。勝ちたいというより負けたくない。」とインターハイ連覇を誓う。

インターハイ後にある国体は、第2のインターハイだが、高校の代表ではなくて県の代表と受け止め方は少し違う。「和歌山のために勝つ」。昨年唯一取りこぼしたタイトル奪取に力が入る。

信愛女子高ソフトテニス部のみんな

 

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