三宅 杏奈 選手

県立和歌山北高校フェンシング部

昨年(平成21年8月)の高校インターハイにおいてフェンシング女子個人フルーレ8位入賞・団体準優勝を果たした和歌山北高校2年生の三宅杏奈選手にお話をお聞きしました。

フェンシングとの出会いは、小学校2年生の時、両親の知人が杏奈さんをフェンシング教室に誘ったことから。もともとスポーツへの好奇心が強く、当時もバスケットボールや水泳のスポーツ教室に通っていたので、当たり前のようにフェンシングも練習する様になっていった。

小学校5年生の時から、現在所属する和歌山北高校のフェンシング部の練習に顔を出すようになり、現在のクラブ顧問でもある和歌山北高校市川真知子先生と出会う。

中学校2年生の時に開催された全国中学校大会で3位を獲得したことが、よりフェンシングに力を入れるきっかけとなる。この時、日本代表としてスロバキアで開催された世界大会にも出場した。

普段の恥ずかしがり屋な一面から、防具をまとい剣を持つと、一瞬の隙を見逃さない剣技を持ったアスリートに変わる。今は、授業が終わるとすぐに、仲間と汗を流す毎日が続く。「当分の間、土日も休みなしです」と明るく笑ってくれた。

フェンシングのおもしろさは、「相手の体の僅かな動きを感じて、攻守の駆け引きを行うこと」といい、「今年のインターハイは高校最後の大会になるので、個人でも団体でも優勝したいし、そのままの勢いで千葉国体でも優勝をめざす」と高い目標を掲げる。

紀の国わかやま国体が開催される時は社会人一年生。年齢的にいってもピークに近い絶好の年。笑顔で受け答えしてくれたインタビューの最後で、真剣な瞳で「紀の国わかやま国体に出たい」と言ったハッキリとした口調からは充分な可能性が感じられた。

昨年(平成21年)のインターハイでの三宅選手(左) 市川先生(左)の指導を受ける三宅選手(右)

 

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2015紀の国わかやま国体