Listen to this page using ReadSpeaker

 私が担当している県道海南金屋線は、海南市と有田川町を結ぶ幹線道路で、災害時の緊急輸送を担う道路にも位置付けられています。道幅が狭く、走りにくい区間が残っており、現在、これらを解消し、安全な道路とするため、延長約5kmに渡るバイパスを整備中です。
 事業区間には、法面、橋梁、そして事業区間の約半分を占める長大なトンネル等の多種多様な構造物があり、それらの監理・監督には専門知識が求められます。
 また、地球を相手にしていることから想定外のことも多く発生し、迅速な対応や調整が求められますが、上司や同僚に助けられながら、完成に向け日々まい進しています。
 完成にはもうしばらく時間がかかりますが、完成すれば、災害時の緊急輸送の強化のみならず、周辺地域の活性化に寄与する「後世に残るインフラ」となる本事業に携わることができ、非常にやりがいのある仕事だと思っています。

総合土木職

主査山田 大輔 Yamada daisuke海草振興局建設部 海南工事事務所        平成15年度採用

県職員をめざす人へ

都市、山、川、海など多岐にわたるフィールドで様々な分野に携われるやりがいのある仕事です。和歌山の発展に向けたインフラ整備に一緒に取り組みましょう。

 公務員は、「決められたことを前例どおりに処理するだけのつまらない職業」と思われがちですが、全くそんなことはありません。
 どういう星の巡り合わせか、私は、前例のない業務に携わる機会が多く、和歌山下津港湾事務所に勤務していた際には、海洋廃棄物に関する国際条約に適合する外航船舶廃棄物の受入体制の整備に奔走したり、経済産業省に出向した際には、社外人材に対する税制適格ストックオプションを(調べた範囲では)世界で初めて創設したり、新型コロナウイルス感染症関連の業務では、政府が新型コロナを指定感染症とすると閣議決定した令和2年1月29日以降、おそらく日本で一番早く、2月1日に事業者支援策を措置したりしました。
 そして今は、大阪・関西万博における和歌山県の出展を担当しており、関西パビリオン出展府県の中でいち早く出展基本計画策定のために委託事業者と契約し、検討を進めています。
 仕事は多岐に渡り、前例のない仕事は難しいですが、このようなスケールの仕事に携わることは県庁ならではで、面白さとやりがいが確かにあります。

一般行政職

主査
長谷川 雄一 Hasegawa Yuichi
商工観光労働部 商工労働政策局商工観光労働総務課             平成24年度採用

県職員をめざす人へ

地方の衰退が叫ばれる中、その前例のない困難に立ち向かう上で、県庁は極めて大きな影響力のあるプレイヤーです。そんな場所で、あなたの能力を存分に発揮しませんか。

ページのトップへ戻る