内閣府では、大規模災害に関する施策の企画・立案・総合調整を行う部署に配属されました。主に風水害からの避難に関する業務を担当し、法律の改正や、自治体向けの資料作成など、非常に多くのことを経験することができました。中でも、自らが関わった仕事が国の指針として公表された際は、非常に大きな達成感を感じることができました。
　派遣中には、自治体向けの通知文を発出することもあり、国がどのような意図をもって、どういうプロセスを踏んで作成しているかを知ることができました。県の仕事は国とやりとりすることが非常に多く、この経験は今後も生きてくると思います。また、業務の中で、先進的な取り組みをされている自治体から意見を伺うことも多くあり、国にはできない大事な仕事が地方にあることも身をもって実感しました。
　現在は、自然災害以外の危機事象への対策に関する業務を担当しています。今後は、国や市町村が県に期待していることや、果たすべき役割を考えながら対策を考えていきたいと思います。