社会人課程 11月の研修内容を紹介します。
【果樹】
中晩柑の袋掛け
1月から2月にかけて収穫するはるみ、不知火などの中晩柑に対し、果実の寒害を防ぐために袋掛けを行った。
キウイフルーツの収穫
収穫期を迎えたキウイフルーツを一つ一つていねいに手もぎで収穫を行った。収穫した果実は冷蔵庫で貯蔵し出荷前に追熟させる。
ウメの植え付け準備
ウメの収穫量を安定させるため、受粉樹として利用する‘NK-14’を植え付けるため植え穴を掘り、その土にバークミンとヨウリン、苦土石灰を混ぜて埋め戻し、植え付ける準備を行った。
ミカンの収穫
温州ミカンの早生品種の中で広く栽培されている‘宮川早生’の収穫を行った。採果バサミを用いて一つ一つていねいに採集した。
ミカンの出荷調整
収穫したミカンを選果機を用いて大きさ別・傷の有無と程度によって選別し、出荷準備を行った。
【花き】
ヒマワリの収穫
トルコギキョウの定植(12月上旬)まで約3か月間の期間を利用して栽培したヒマワリを収穫した。栽培中気温が徐々に低下し、日も短くなる条件でも夏の栽培とほぼ同じ日数で収穫できることを確認できた。
カスミソウの収穫
カスミソウの主枝を60~70センチメートル程度で収穫し、収穫位置より下の側枝は適正な切り前(開花の程度)に達したものを収穫した。出荷前の切り花品質保持剤の処理方法も学んだ。
小ギクの収穫
露地ほ場で小ギクの収穫を行った。花茎の長さ、枝のつき方などで等階級を分別し結束した。
トルコギキョウの収穫
トルコギキョウを収穫し、余分な側枝や小さな蕾を切除して草姿を整えた。切り花の長さと着花数を目安に等階級を分別した。
ブプレウラムの定植
輪ぎくの後作として、黄緑色の小花と葉を鑑賞するブプレウラムを定植した。
【野菜】
イチゴの葉欠き、ランナー取り
イチゴの葉欠きおよびランナーを除去し、必要な管理作業を行った。
ショウガの収穫、出荷調整
ショウガの収穫を行い、水で洗浄するなどして出荷調整作業を行った。
パイプハウスの換気口の取付
研修生自らがパイプハウスの側面に換気口を取り付ける実習を行った。
玉ねぎの定植
就農支援センターで育苗した玉ねぎ苗をほ場へ定植する実習を行った。
ハクサイの収穫、出荷調整
9月下旬に定植したハクサイを収穫し、出荷調整作業を行った。