社会人課程 10月の研修内容を紹介します。
【果樹】
ゆら早生の収穫
ミカンの極早生品種である「ゆら早生」の収穫を行った。3分着色以上に色づいたミカンを選び、傷をつけないよう収穫バサミで一つ一つていねいに収穫を行った。
ゆら早生の選果
収穫した「ゆら早生」を市場出荷するため、傷や病害虫被害の程度による等級と大きさ別の階級別に選果し、10kg単位の箱詰めや1kg単位のポリ袋に詰めた。
レモンの収穫
黄色く色づく前のレモンを収穫した。国産のレモンは緑色の状態で収穫するため、安全安心な「グリーンレモン」のイメージが定着している。
レモンの出荷調整
収穫したレモンを大きさ別・傷の有無と程度によって選別し、1kgずつポリ袋に詰めた。
イチジクの施肥
収穫が終わったイチジクの樹勢を回復させ、来年に向けて栄養状態を改善するために施肥を行った。
電気柵の撤去
イチジクに対する獣害を防ぐために設置していた電気柵を、収穫が終了し不要になったため、撤去し片付けた。
ウメのせん定
落葉が始まり休眠期に入ってきたため、来年に向けてウメのせん定が始まった。
キンギョソウ摘心
キンギョソウの腋芽を花茎として仕立てるため、茎頂を摘みとる摘心を行った。収穫期間を長くするため、1回半摘心とした。
キンセンカ摘心
キンセンカの花茎を5〜6本に仕立てるため、本葉10枚の頃、6〜7節を残し摘心を行った。
ストック定植
2〜3月収穫のストック(分枝系)を露地ほ場へ定植した。
輪ギク収穫
輪ギクの切り前(収穫適期の開花程度の目安:花弁が2~3枚開いた程度) について学び、専用の鎌で収穫した。
宿根カスミソウの収穫
宿根カスミソウの切り前について学び、主茎、下枝に分けて収穫した。
小ギクの収穫
小ギクの収穫を行った。収穫した切り花は、枯れ葉などを取り除き、長さ、草姿などで等階級を分別して結束した。
【野菜】
ハクサイの追肥および中耕
背負い式の施肥機を使用して、ハクサイの畝間に追肥を行ったあとで、耕運機で中耕する実習を行った。
イチゴの高設栽培における施肥方法について
液肥を混入するために使用しているドサトロンについて説明し、使用する腋肥のECや、かん水チューブについて説明を行った。
ショウガの収穫、出荷調整
オオショウガの収穫作業を行い、ほ場内で出荷調整作業を行った。
ミニトマトの定植
パイプハウス内にミニトマトの苗を定植しながら誘引作業も同時に行った。
エンドウの整枝誘引
ウスイエンドウ、キヌサヤエンドウの整枝作業を行い、キュウリネットへの誘引作業を行った。
ミニトマトハウスの内張りの更新
ミニトマトハウスの内張りを更新する実習を行い、内張の構造について理解を深めた。