社会人課程 6月の研修内容を紹介します。
【果 樹】
ウメ収穫
主に梅酒、梅シロップに加工される青ウメとして市場に出荷するため、一粒ずつていねいに収穫した。
ウメの選果
収穫したウメを傷などの有無により等級分けし、さらに選果機で大きさ別に分けて市場出荷するための荷造りを行った。
カンキツ類の薬剤散布
病害虫を防除するための薬剤散布を行った。かけ残しがないように、また葉裏まで十分かかるように注意しながら行った。
ブドウの摘粒
果粒の肥大をよくするために、房の内側にある果粒や傷、小粒のものを中心に間引き、ピオーネは一房35粒、シャインマスカットは45粒を目安として行った。
イチジクの反射マルチ敷設
果実の着色促進とアザミウマ類の防除を目的に反射マルチを敷設した。
【花】
トルコギキョウ収穫 トルコギキョウ調整
トルコギキョウ (ピンク、ホワイト、バイオレット)をそれぞれ収穫し、選別・出荷用の荷造りを行った。切り花の長さと着花数を目安に階級分けした。
アスターの収穫
露地ほ場アスターを収穫した。切り前は3〜4輪開花とした。
小ギクの定植
小ギクの定植と摘芯を行った。挿し芽から20日が経過し、発根した苗を露地ほ場に定植した。栽植密度と仕立て本数についても学んだ。
ケイトウの定植
5月下旬には種したケイトウの苗を露地ほ場に定植した。セル苗を取り扱う留意点、定植後に使用する除草剤(雑草の発生を抑える)について学んだ。
ヒマワリ播種
7月末の収穫を目標に露地ほ場にヒマワリをは種した。 ヒマワリ切り花の利用場面や計画栽培が容易であることなどを学んだ。
【野菜】
イチゴ苗の増殖
今秋に定植するために、イチゴの親株から発生したランナーをポットに分け、苗を増殖する実習を行った。
ナスの支柱立て
ナスを整枝・誘引するために、鉄パイプを用いた支柱を組み立てる実習を行った。
タマネギの出荷調整
軟質なものを取り除くとともに、皮を剝いて調整する実習を行った。
小玉スイカの収穫・出荷調整
研修生が人工授粉を行った小玉スイカを収穫し、市場出荷するための出荷調整を行った。
シシトウのフラワーネット立て
シシトウの倒伏を防止するために、フラワーネットを張るとともに、整枝を行った。
ホウレンソウの収穫・出荷調整
研修生が播種したホウレンソウを収穫し、市場出荷に必要な出荷調整を行った。