就農支援センター社会人課程_令和2年11月の研修内容を紹介します
就農支援センター社会人課程_令和2年11月の研修内容を紹介します
実 習 (11月分)
野 菜:エンドウの整枝作業、タマネギの定植、ハクサイ・コマツナの収穫出荷調整
- エンドウの側枝の除去作業を行った。
- エンドウのつるを誘引するため、支柱立てとネット張りを行った。
- 9月には種したタマネギの苗をほ場に定植した。
- 重量野菜の代表であるハクサイの収穫と荷造りを整える作業を行った。
- は種したコマツナの収穫と荷造りを整える作業を行った。
花 き:キンギョソウ・小ギク・カスミソウの収穫出荷調整、 トルコギキョウ・ホオズキの定植、キンセンカのフラワーネット張り
- 5輪開花を目安にキンギョソウを収穫し、出荷のための選別、結束を行った。
- 前月と開花時期が異なる2品種の小ギクの収穫と出荷調整を行った。
- カスミソウの収穫と出荷調整を行った。和歌山県では、3本仕立ての主枝を収穫した後、残った下枝も開花させて収穫する。
- 9月中旬にセルトレイへは種し、育苗したトルコギキョウを定植した。苗は非常に小さいため、苗を傷めずにセルトレイから出すことに注意した。
- ホオズキの地下茎を20 cmに切り分けて、定植した。定植後は、土壌伝染病害予防のため殺菌剤を潅注した。
- キンセンカの倒伏を防ぐためのフラワーネットを設置した。
果 樹:キウイ・ミカンの収穫出荷調整、ウメのせん定
- 収穫期を迎えたキウイの収穫を行った。キウイフルーツを収穫し、キズ果や奇形果を選り出すとともに、重さで階級分けした後、貯蔵を行った。
- 着色具合を確認しながら、ミカンの収穫と出荷調整を行った。選別ではキズ果を取り除き、さらに選果機を用いてサイズ分けを行った。
- 年明けに収穫する中晩柑の果実の凍害を防ぐため袋かけを行った。
- 樹勢の調節、生産の安定性、日当たりの改善、作業性の向上のため、じゃまになる枝をせん除した。
講 義 (11月分)
- 特別講義
- 「農業における記帳」
- 「パッケージデザインについて」
- 「ジャムの加工」
食品の加工について、県立南部高校の先生をお招きし、ジャムの製造原理、糖度計の使い方などについて講義をして頂いた。講義の後、イチゴ、ブルーベリーを材料にした加工実習 (ジャムを作り) に参加した。