令和2年度 技術修得研修を開講 (第2班)
令和2年度 技術修得研修を開講 (第2班)(第1回目, R2 10月5~9日)
- 令和2年度 技術修得研修 (第2班) を10月5日に開講しました。研修生9名が基礎的な知識や技術を学び、就農に必要な実践力を身につけます。
開講式 (所長の挨拶・オリエンテーション)
所長から歓迎の挨拶の後、県関係出席者、研修スタッフ、そして受講者の紹介を行った。その後、受講者から研修に臨む意気込みを語って頂いた。
実 習
- ミニトマトの整枝
苗を植え付けたミニトマト (品種:サンチェリースマイル) の整枝を行った。わき芽や無駄な枝を欠き取る「整枝」は、果実の付きを良くするために重要な作業であることを学んだ。 - 花木園の除草
シキミ、サカキの栽培ほ場での除草と、ほ場周縁への除草剤の散布を行った。 - 小ギクの下葉欠き、農薬散布
褐斑病などの病害防除を目的にろ地の小ギク (品種:千福ほか4品種) の下葉欠きを行い、殺菌剤を散布した。 - イチジクの収穫・出荷調整・マルチ撤去
イチジク (品種:桝井ドーフィン、バナーネ) の収穫、出荷調整およびハウス内のシルバーマルチの撤去を行なった。マルチは光の反射効果でアザミウマ類の飛来防止になること、果実の着色向上につながることなどを学んだ。 - 温州ミカンの樹上選別
ミカン (品種:宮川早生) の傷果や日焼け果など外観および品質の悪い果実を間引きする作業を行った。収穫期の果実における品質の保持、樹の成長を維持するのに重要であることを学んだ。
講 義
- 農業一般:県内果樹・野菜・花き産地と産地状況、土壌肥料、気象災害の種類と対応、病害虫防除と農薬の安全使用、営農の方式
- 野 菜: ナス科の栽培 (トマト、ミニトマト、ナス)
- 花 き: トルコギキョウ・千両・花木類の栽培、キクの栽培
- 果 樹: なし