令和2年度 就農支援センター社会人課程 7月研修内容

就農支援センター社会人課程_令和2年7月の研修内容を紹介します

実習 

野菜:収穫・出荷調整 (ナス、小玉スイカ、カボチャ)、イチゴポット受け、ハウス土壌消毒、ショウガ追肥土寄せ、農業用ビニールフィルムの被覆

1.ナス (品種:とげなし千両2号) の収穫を行った。

2.イチゴの苗を増殖させるため、親株から延びる匍匐茎を土詰めしたポリポットに誘引した。

3.小玉スイカ (品種:ひとりじめ7) の収穫・出荷調整を行った。

4.クロルピクリン錠剤を用いて、ミニトマトを定植予定であるハウス内の土壌消毒を行った。

5.管理機を用いてショウガの追肥土寄せを行った。

6.ハウスでの農業用ビニールフィルムの張替え作業を行った。

7.カボチャ (品種:ほっこり133) の収穫・出荷調整を行った。
 

1.ナス収穫
1.ナス収穫
2.イチゴポット受け
2.イチゴポット受け
3.小玉スイカ出荷調整
3.小玉スイカ出荷調整
4.10号ハウス土壌消毒
4.10号ハウス土壌消毒
 5.ショウガ追肥土寄せ
5.ショウガ追肥土寄せ
6.7号天ビ被覆
6.農業用ビニールフィルムの被覆

7.南瓜出荷調整
7.カボチャ出荷調整

花き:は種 (ヒマワリ、ケイトウ、ハボタン)、小ギクの整枝・薬散、千両の枝類管理・小屋の設置

  1. 秋のお彼岸収穫を目標にケイトウ (品種:周防) のは種を行なった。288穴のセルトレイを用い、発芽後、1穴1本に間引きした。
  2. 露地ほ場に切り花用ヒマワリ (品種:サンリッチオレンジ45日タイプ) をは種した。ヒマワリは、は種から収穫までの期間が短く、夏期の換金作物として有望である。露地栽培における品種選びのポイントについても合わせて説明した。
  3. 摘心後発生した芽の整理を行なった。生育の揃った芽を株当たり3〜5本残し、それ以外の芽をかき取った。
  4. 輪ギクの開花時期をコントロールするため、栽培施設に電照設備を設置した。電照処理の方法についても説明した。
  5. 千両の茎を麻ひもで誘引した。茎をまっすぐに伸ばすことで品質向上を図る。
  6. 小ギクの畝間に除草剤を散布した。除草剤の種類や散布器具について説明した。
  7. 強い日ざしを避けて千両の苗を養成するため、鋼管と遮光資材で簡易な小屋を設置した。
     
1―①. ケイトウのは種
1―①. ケイトウのは種
1―②. ケイトウの間引き
1―②. ケイトウの間引き
2.ヒマワリのは種
2.ヒマワリのは種
3.小菊の整枝
3.輪ギクの整枝
4.電照設備の設置
4.電照設備の設置
5.千両の誘引
5.千両の誘引
6.小菊周辺における除草剤の散布
6.小ギク周辺における除草剤の散布
7.千両小屋の設置
7.千両小屋の設置

果樹:ブドウ袋かけ、ブルーベリー出荷調整、 キウイフルーツ仕上げ摘果、 イチジク反射マルチ敷設、 ウメ夏季剪定

  1. ブドウ (品種:シャインマスカット) の袋かけを行なった。目的は、病害虫による被害の防止、房の日焼け防止である。
  2. 収穫の最盛期を迎えたブルーベリーを1粒ずつ丁寧に収穫し出荷調整を行った。選別はキズ果、未熟果などを取り除き、パック詰めを行った。
  3. キウイフルーツ (品種:香緑) の摘果作業を行なった。着果過多になると、小玉果になり商品価値が下がるため、小玉果や奇形果などの不要な果実を摘果する重要な作業である。
  4. イチジクハウス内のシルバーマルチ敷設を行なった。光の反射効果でアザミウマ類の飛来防止になること、果実の着色向上につながることなどマルチの重要性を説明した。
  5. ウメ夏季剪定の目的として、株元付近は今年発生した強い枝が多く集まり、日当たりが悪くなるため、大事な枝を枯死させないよう、徒長枝を中心に間引きを行った。
     
1.ブドウ袋かけ
1.ブドウ袋かけ
2.ブルーベリー出荷調整
2.ブルーベリー出荷調整
3.キウイフルーツ摘果仕上げ

3.キウイフルーツ摘果仕上げ

    4.イチジク反射マルチ敷設
    4.イチジク反射マルチ敷設
    5.ウメ夏季剪定
    5.ウメ夏季剪定


     

    その他:ほ場の看板づくり

    研修生が就農された際、素敵な農園づくりをイメージしつつ、ほ場用看板のデザインおよび設置を行った。 
     

    1.看板
    看板のデザイン
    2.看板
    看板設置 (1班) 
    3.看板
    看板設置 (2班) 


     

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